『空母戦記2』 収録シナリオ紹介

『空母戦記2』は合計12本のシナリオを収録しています。
ショートシナリオ11本は日米(英独)いずれの側でもプレイでき、両軍をプレイヤーが動かして作戦を研究する事もできます。
もちろんLANやインターネットを使った対戦プレイも可能です。
またデータ変更機能によりミッドウェー海戦の日本空母4隻を大鳳型に変えたり、マリアナ沖海戦で空母に烈風と流星を満載させる事もできます。
ショートシナリオの「攻撃隊発艦せよ」は、両軍兵力をプレイヤーが自由に設定できるモードで、日独連合艦隊VS米英連合艦隊などの架空戦も楽しめます(対CPU、対人ともプレイ可)。
「機動部隊キャンペーン」は太平洋全域を部隊にした日米機動部隊の戦いを描くキャンペーンシナリオです。
海戦だけでなく艦隊編成、新型機開発、搭乗員の補充、旧式機の内地後送などもプレイヤーの判断に委ねられます。

現在、シナリオ詳細を公開中! 第7回 『マリアナ沖海戦1』

ウェーク島沖海戦
1941年12月8日、太平洋戦争の幕は切って落とされた。
各方面の攻略作戦が順調に進む中、太平洋の要衝であるウェーク島のみは攻略を失敗し日本軍にとって予想外の痛手となった。
かくしてハワイ奇襲を終えた空母機動部隊から山口多聞少将率いる第2航空戦隊(空母飛龍、蒼龍)のウェーク島派遣が決定された。
これに対し米海軍はフレッチャー少将率いる第14機動部隊(空母サラトガ)を出撃させる。
しかし米艦隊は洋上補給に貴重な時間を割いてしまい日本軍のウェーク島占領を阻止する事ができなかった。
だが洋上補給せずにウェークへ急行していたら日米海軍初の空母同士による開戦が繰り広げられていたであろう。
果たして勝利の女神はいずれの側に微笑むのであろうか?
本シナリオはウェーク攻略戦に於ける日米空母機動部隊の戦いを再現する仮想戦シナリオである。

セイロン島沖海戦

1942年3月26日、南雲忠一中将率いる第1航空艦隊(空母赤城、飛龍、蒼龍、翔鶴、瑞鶴)はセレベス島のスターリング湾を出撃した。
インド洋作戦の幕開けである。
一方、アッズ環礁で東洋艦隊の再建を図っていた英海軍は空母3隻、戦艦5隻を擁していたものの航空兵力においては劣勢であった。
更に日本艦隊の来襲日を掴めなかったため、空母ハーミスをはじめ多くの艦艇を失う結果となる。
だが英海軍情報部が正しい日本艦隊来襲予定日を掴んでいたとしたらどうなっていたであろうか?
本シナリオはインド洋に於ける日英空母機動部隊の戦いを再現する仮想戦シナリオである。

珊瑚海海戦
1942年4月、ラエ、ラバウルの日本海軍基地航空隊とポートモレスビーの連合軍基地航空隊との間で激烈な航空戦が展開されていた。
ラバウルを保持する為には脅威となる連合軍基地を早急に壊滅させねばならない。
かくして日本海軍はにポートモレスビー攻略を企図するに至った。
この作戦はMO作戦と命名されを第5航空戦隊(空母翔鶴、瑞鶴)も投入される。
一方、連合軍は4月中旬には早くもMO作戦を察知し空母レキシントン、ヨークタウンを主力としたフレッチャー少将指揮下の17機動部隊を派遣し防衛態勢を固めていた。
日米空母が初めて激突したこの戦いで勝利を手にするのは果たしてどちらか?

ミッドウェー海戦1
1942年4月18日、米軍による東京初空襲は日本海軍首脳部に大きな衝撃を与えた。
米空母の跳梁を防ぎ日本本土を防衛する為には北太平洋に緊密な哨戒線を張らねばならない。そこで急遽、ミッドウェー島の攻略が企図されるに至った。
かくして日本海軍ではミッドウェー島の米基地航空隊および米空母機動部隊を殲滅する為、南雲忠一中将指揮下の第1機動部隊の投入を決定する。
これに対し米軍も暗号解読により日本海軍の作戦計画を察知。
ミッドウェーの基地航空隊を増強すると共にフレッチャー少将指揮下の第17機動部隊及びスプルーアンス少将指揮下の第16機動部隊の全力投入を図った。
このミッドウェー海戦は最も名高い空母機動部隊の決戦であると共に太平洋戦争のターニングポイントとなった海戦である。
果たして史実に於ける日本大敗北を覆す事はできるのだろうか?

ミッドウェー海戦2
ミッドウェー海戦は日本海軍の完敗に終わった。
米軍による日本海軍の暗号解読、日本海軍指導部の慢心、米急降下爆撃隊の攻撃を成功に導いた偶然、日本の索敵不足および索敵機の発進が遅れた不運などその理由は多岐に渡る。
だが日本海軍がアリューシャンとミッドウェーの同時攻略により兵力を分散し敗北を招いた事は疑うべくもなかろう。
本シナリオは「日本が空母を集中してミッドウェー攻略にあてていたら?」という歴史上のifを追求する仮想戦シナリオである。
よって本シナリオでは第1機動部隊(南雲忠一中将)の空母4隻の他に第2機動部隊(角田覚治少将)の空母2隻が登場する。

第2次ソロモン海戦
1942年8月7日、連合軍はソロモン諸島の要衝ガダルカナルに上陸し対日反攻の狼煙を上げた。ウォッチタワー作戦の発動である。
当時、ミッドウェー海戦で主力空母4隻を失った日本軍は基地航空隊(第11航空艦隊)を主力として南東方面の守りを固めていたが米軍の奇襲により飛行場(ヘンダーソン基地と命名)を奪取されてしまった。
ガダルカナルの帰趨はソロモン諸島全域の制空権に影響を及ぼす。
かくして日本陸軍は一木支隊及び川口支隊の投入を決定、日本海軍も全力を挙げて奪回作戦を企図するに至った。
当然、南雲忠一中将指揮下の空母機動部隊(空母翔鶴、瑞鶴、龍驤)はその主力となる。
一方、米軍の空母機動部隊(空母サラトガ、エンタープライズ、ホーネット、ワスプ)はガダルカナル東方150海里の地点にあり哨戒網を張り巡らせながら日本艦隊の来襲を待ち受けていた。
かくしてソロモン諸島に於いて日米機動部隊は凄絶な海空戦を展開したのである。

南太平洋海戦
ヘンダーソン基地の無力化と米機動部隊の撃滅を目的とした「第2次ソロモン海戦」は引き分けに終わり日本軍はソロモン海の制空権奪取に失敗した。
やむなく日本軍は駆逐艦によるネズミ輸送を繰り返し10月下旬には第2師団によるヘンダーソン基地への総攻撃が準備されるに至ったのである。
ガダルカナル戦も大詰めを迎えた1942年10月、第2師団総攻撃に呼応して海軍も南雲忠一中将指揮下の空母機動部隊(空母翔鶴、瑞鶴、隼鷹、瑞鳳)を出撃させた。
一方、米軍も日本軍の活発な動きや暗号解読から総攻撃近しと見ており空母機動部隊(空母エンタープライズ、ホーネット)の投入を決意する。
かくしてソロモン諸島の帰趨を賭けた日米空母機動部隊の決戦が開始された。

セント・ビンセント岬沖海戦
本シナリオは仮想戦である。
アフリカ軍団の活躍により連合軍によるチュニス占領が遅れた為、ドイツ軍はジブラルタル攻略を目的とした「ギゼラ作戦」を発動。
独装甲軍団の猛攻を受けた英海軍の牙城ジブラルタルは遂に陥落し、ジブラルタル在泊の英艦隊は英本土に向け脱出を図った。
一方ドイツ・イタリア海軍はこれを追撃する為、艦隊を派遣、ポルトガルのセント・ビンセント岬沖で英艦隊を捕捉する。
果たして英艦隊は追撃の手から逃れる事ができるのだろうか?
本シナリオでは未成に終わったドイツ空母『グラフ・ツェッペリン』『ザイドリッツ』およびイタリア空母『アキーラ』『スパルビエロ』などが登場する。

マリアナ沖海戦1 ◆シナリオ詳細を公開中◆
ソロモン諸島を手中に収めた米軍の次なる矛先は中部太平洋へ向けられた。
圧倒的兵力の米軍は43年末にはギルバート諸島、44年初頭にはマーシャル諸島を席巻する。
一方、日本軍は「絶対国防圏」を設定し米軍の来寇に際し決戦を行うべく準備を進めていた。
その主力となるのは小沢治三郎中将指揮下の空母機動部隊(空母9隻)と角田覚治中将指揮下の基地航空隊である。
だが果たして米軍はどこへ攻めてくるのか?
パラオか?それともマリアナか?はたまたビアクか?
最終的に1944年6月、マリアナ諸島に於いて日米両軍が激突したのだがそれまでの間に基地航空隊は各地への分散を余儀なくされ実力を発揮できない状態に陥ってしまった。
ここへスプルーアンス大将指揮下の米空母機動部隊(空母15隻)が猛攻を加え日本海軍基地航空隊を壊滅させる。
かくしてタウイタウイ泊地を出撃した日本海軍の空母機動部隊は独力で強大な米軍に立ち向かわなければならなくなった。
まともに戦って勝機はない。
だが航空機の航続距離に優る日本海軍にはアウトレンジ戦術と言う秘策があった。
果たして兵力に劣る日本軍に勝機はあるのか?

マリアナ沖海戦2
本シナリオは架空戦シナリオである。
マリアナ沖海戦は日本の敗北に終わった。
しかし敗北の要因は日本の作戦や能力が劣っていた為だけではない。
乙事件により連合艦隊司令長官が殉職し参謀長が捕虜となる事態が発生しなければ作戦計画書が奪われる事はなく基地航空隊が壊滅する事もなかったであろう。
果たして連合艦隊司令長官の殉職がなかったとしたら戦いはどの様な展開を繰り広げいかなる結末を迎えるのであろうか?
結末をつくるのはプレイヤー自身である。

攻撃隊発艦せよ!
プレイヤーが好きな艦船を選び、自由に艦隊を編成してプレイできるシナリオ。
「信濃」対「ミッドウェー」など夢の対決を再現したり日独連合艦隊を編成する事なども可能である。
また本シナリオではワンタッチで艦隊を編成できるオート編成機能や編成データの保存機能を搭載しているので、手軽に空母戦を楽しめる。
基本的には通信対戦用のシナリオであるが1人でプレイする事もできる。

機動部隊キャンペーン
このシナリオは太平洋戦争全期を通じ空母機動部隊を指揮するシナリオである。
艦隊編成はもちろん航空機や搭乗員の配備、本国への増援要請、搭乗員の練度アップ、損傷艦修理などショートシナリオでは無かった要素が多数盛り込まれている。
プレイヤーは続々と竣工する新造艦で大艦隊を作り上げ、米海軍の本拠地ハワイ攻略を目指す。