GS新掲示板 発言集[23](No.2201〜)




[2300] 艦尾魚雷 投稿者:うらマッハ 投稿日:2011/08/23(Tue) 14:33
質問いたします。

太平洋3だと潜水艦戦で、潜水隊が退避を選ぶと爆雷の命中率が下がると以前お聴きしましたが、反撃の艦尾魚雷も命中しにくくなるのでしょうか。

あと、潜水艦戦のルールってGD2と同じように交互に攻撃するものでしょうか。
もしかして、空中戦の旋回銃みたいに艦尾魚雷は爆雷と同時に撃ってくるとか??

[2299] Re:[2298] [2297] [2296] [2295] [2294] [2293] [2292] [2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/23(Tue) 12:29
> まあ、工期が短い点がデータ化されている訳で価格がデータ化されている訳じゃないんだが「工数の減少=価格の低下」であると共に「工期の減少=工期の短縮」となっているのだ。

なるほど、そういった形で反映される訳ですね。
「隼鷹」は他の空母に比べてどうなのでしょう?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2298] Re:[2297] [2296] [2295] [2294] [2293] [2292] [2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/23(Tue) 10:48
> 「3」ではこれらコストパフォーマンスに優れた兵器の、「コストパフォーマンスの良さ」についてシステム的に反映・・するのはちょいと無理なのかな?

そんな事ないよ。
38式騎兵銃はゲームに登場しないから無理だけどね。
空の場合を例にすると零戦の工数が2,0なのに対し紫電改は1,8で生産しやすくなってる。
海防艦にしても工期が御蔵型の8,6ヶ月に対し鵜来型はほぼ同性能ながら5,9ヶ月で済む。
丁型海防艦に至っては丙型の5ヶ月に比べなんと半分の2.5ヶ月だ。
まあ、工期が短い点がデータ化されている訳で価格がデータ化されている訳じゃないんだが「工数の減少=価格の低下」であると共に「工期の減少=工期の短縮」となっているのだ。

[2297] Re:[2296] [2295] [2294] [2293] [2292] [2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/23(Tue) 04:51
「3」ではこれらコストパフォーマンスに優れた兵器の、「コストパフォーマンスの良さ」についてシステム的に反映・・するのはちょいと無理なのかな?

> 3ではもっと活躍するよ。
> こまめに飛行場を推進しさえすればね。

「99式襲撃機」積極活用派としては嬉しい限りです

> 「渡洋」しなければの話だけど。

主に対中国戦、および対英戦で使うつもりです。やっぱり足の短さがネックですから。

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2296] Re:[2295] [2294] [2293] [2292] [2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/22(Mon) 14:50
> 史実において陸海空でそれぞれ、一番コストパフォーマンスが良い兵器を挙げるとしたら何でしょう?

えっ、史実で?
日本の兵器だよね。
う〜ん、陸だったら38式騎兵銃(発言[1494]参照)かなあ。
機会があったら一度、撃って見たいよね、あれ。
海は・・・
鵜来型海防艦もしくは丁型海防艦かな。
そうそう、秋月型がまた安くて良いんだ。
計画時の予算請求は夕雲型の1112万円に対して1258万円でちょっとしかオーバーしてない。
大蔵省(懐かしい響きだ)に査定されて夕雲型は1060万円、秋月型は1209万円に削られちゃったけどね。
タナボタ艦だけど隼鷹も安いよ。
買収費と改装費を合わせて3807万円は雲龍の8703万円に比べてぐっと安い。
空はそうねえ・・・
零戦は軽量化に重点を置きすぎたせいで生産効率があんまり良くないし・・・
2式単戦はCASで使えない分、汎用性がないしなあ。
空戦機能だけで見るなら申し分ないんだけど。
3式戦は論外として5式戦は登場が遅すぎるし。
やっぱ紫電改か4式戦になるかなあ。
ああ、2式複戦も忘れちゃいけないな。

> 「太平洋2」でほとんどのプレイヤーが敬遠したであろう99式襲撃機は足が短くともコストパフォーマンスは良いように感じました。

3ではもっと活躍するよ。
こまめに飛行場を推進しさえすればね。
ただし・・・
「渡洋」しなければの話だけど。

[2295] Re:[2294] [2293] [2292] [2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/22(Mon) 10:50
> まあ「質にこだわり過ぎて量産性を無視し過ぎたんじゃないか?」と言う意見に対しては僕も「その傾向は多々あったと思う。」と答えとくよ。

史実において陸海空でそれぞれ、一番コストパフォーマンスが良い兵器を挙げるとしたら何でしょう?

「太平洋2」でほとんどのプレイヤーが敬遠したであろう99式襲撃機は足が短くともコストパフォーマンスは良いように感じました。実際、「2」では私の場合、序盤の陸軍機の生産は99式襲撃機がメインでしたし。

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2294] Re:[2293] [2292] [2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/19(Fri) 12:00
> ↑訂正はこんなかたちでいかがでしょう?

どうもありがとう。

> そうですね、兵器の価格は、物価との相関関係はほとんどありませんものね。平時ならまだしも。

いやいや、物価が高騰すれば人件費や原料費がかさむから兵器の価格はダイレクトに反映されるよ。

> ところで、兵器の開発および生産についてですが、高性能ながらコストパフォーマンスの悪い兵器と、性能は平均的ながらコストパフォーマンスの良い兵器とあった場合、日本軍は前者を、米国は後者を選択する傾向が強かったように感じますが、実際のところはどうだったのでしょうか?

状況によるなあ・・・
彗星の場合はまさにその通りだし、95式軽戦車の場合は「質を落としても数を揃えろ!」だったし。
また必ずしも海は質優先で陸は数優先でもないし・・・
まあ「質にこだわり過ぎて量産性を無視し過ぎたんじゃないか?」と言う意見に対しては僕も「その傾向は多々あったと思う。」と答えとくよ。

[2293] Re:[2292] [2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/19(Fri) 10:47
http://blog.livedoor.jp/konpeki7/archives/51907116.html
↑訂正はこんなかたちでいかがでしょう?

> 基本的に艦艇の建造費は船形が大きくなればなる程、1tあたりの工費が低廉化する。

なるほど、単純に建造コストだけで比較するならば大型艦ばっかり造ったほうが費用対効果は良いということですね。
運用コストまで加味するとそうはならないのでしょうけど。

>
> > つまり、日本と米国の物価は5倍近い開きがあったという解釈でいいのでしょうか?

>日米の物価差は2倍くらいじゃない?

2倍なら、妥当な水準でしょうね。

> まあ、人件費や食料の価格差で見なくちゃわからないけど。

そうですね、兵器の価格は、物価との相関関係はほとんどありませんものね。平時ならまだしも。

ところで、兵器の開発および生産についてですが、高性能ながらコストパフォーマンスの悪い兵器と、性能は平均的ながらコストパフォーマンスの良い兵器とあった場合、日本軍は前者を、米国は後者を選択する傾向が強かったように感じますが、実際のところはどうだったのでしょうか?

[2292] Re:[2291] [2290] ありゃりゃ 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/18(Thu) 17:10
> まとめ記事(9)を修正しないとですね

すまないね・・・

> 計算すると米国の建造コストはおよそ5倍ですね

いや、大和型の排水量がサウスダコタ型の2倍だからと言って単純に工費も2倍になるといった物ではないんだ。
(発言[2204]で誤解を招く書き方をしちゃってゴメン)
基本的に艦艇の建造費は船形が大きくなればなる程、1tあたりの工費が低廉化する。
マル4計画時の大和型戦艦の工費は1tあたり2307円(戦史叢書31巻565頁より調整)だったが大鳳型は3550円、阿賀野型は4000円、夕雲型は5050円、海大型潜は6550円もかかった。

> つまり、日本と米国の物価は5倍近い開きがあったという解釈でいいのでしょうか?

という訳で物価に5倍の開きがあった訳ではない。
更に日本国内だけで見ても極端なインフレで毎年、物価は急上昇していった。
一例を挙げると大和型の1tあたり工費は昭和11年3月に艦政本部が試算した時、2153円だった物が6月には2232円になりマル4計画の立案時で2307円、最終的には庭田少将(造船部長)の試算で2342円、福井静夫少佐の試算では2500円となっている。
また堀越二郎著「零戦」で零戦の機体価格を55000円、P51の機体価格を22000ドル( 94600円)としてるから日米の物価差は2倍くらいじゃない?
まあ、人件費や食料の価格差で見なくちゃわからないけど。

[2291] Re:[2290] ありゃりゃ 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/18(Thu) 14:02
> 数字を一桁間違えちゃったよ・・・

そうでしたか〜
まとめ記事(9)を修正しないとですね
計算すると米国の建造コストはおよそ5倍ですね
つまり、日本と米国の物価は5倍近い開きがあったという解釈でいいのでしょうか?

「米国から戦艦購入」の部分を「米国に戦艦売却」と書き換えると、辻褄が合いそうなのですけど(笑)

[2290] ありゃりゃ 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/16(Tue) 23:18
数字を一桁間違えちゃったよ・・・

発言[2162]の「大和の建造費は13億7千8百万円」は「大和の建造費は1億3千7百八十万円」なのだった。
だから「大和1隻で要塞の巨砲(陸軍としては)が約460門も買える」は「大和1隻で要塞の巨砲(陸軍としては)が約46門も買える」となる。
考えてみりゃおかしな話だよ。
発言[2158]で日露戦争時に戦艦1隻と要塞砲59門が等価と書いてるんだもん。
幾ら大和だって8倍近くになっちゃう訳ないよね。
そうそう。発言[2204]でサウスダコタ型の価格を「大和型(13億7800万円)の1/4で格安」と書いたけど、これも「大和型(1億3780万円)の2,4倍で割高」に変更だ。
みんな、ごめんね。

[2289] Re:[2288] [2287] [2286] [2285] [2277] [2276] 酷暑対策 投稿者:プラモ派 投稿日:2011/08/16(Tue) 17:04
陸士や海兵出身と思われる少佐以上の上級指揮官が全て将官に昇進したのに対し陸海とも叩き上げのパイロットは全て3佐なのが日本的ですね。
今度、F86に撃墜マークをズラリと付けた空自機を作って見たいと思います。

[2288] Re:[2287] [2286] [2285] [2277] [2276] 酷暑対策 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/15(Mon) 16:03
> 創立時の海自や陸自に旧軍出身者が多かったとの事ですが空自にも歴戦のエースなどがいたのでしょうか?

いたよ。
陸軍出身では38機の佐々木勇准尉(3佐)、30機の黒江保彦少佐(空将補)、26機の金井守告中尉(3佐)、21機の吉良勝秋准尉(3佐)、19機の石川貫之少佐(空幕長)、海軍出身では16機の石原進少尉(3佐)と志賀正美少尉、15機の周防元成少佐(空将)がいる。
また空自には行かなかったが39機の穴吹智曹長(3佐)は陸自に行き32機の杉野計雄飛曹長(3佐)、16機の大原亮治飛曹長(3佐)、10機の相生高秀中佐(海将)は海自にいった。
「自衛隊は実戦を知らない軍隊」なんて言われるけど草創期はそうでもなかったんだよ。
ちなみにドイツ空軍で戦後、西ドイツ空軍に入ったエースは・・・
1位(352機)のハルトマン少佐(大佐)、2位(301機)のバルクホルン少佐(少将)、3位(275機)のラル少佐(中将)などがいる。
3人とも終戦時は少佐なのに戦後の最終階級が順位と逆転してるのが面白いね。
他にも西ドイツ空軍に行ったエースは山ほどいて178機のシュタインホフ大佐は大将にまで昇進しているよ。

[2287] Re:[2286] [2285] [2277] [2276] 酷暑対策 投稿者:いそしち 投稿日:2011/08/15(Mon) 14:19
解説ありがとうございます。
創立時の海自や陸自に旧軍出身者が多かったとの事ですが空自にも歴戦のエースなどがいたのでしょうか?
源田実氏が空幕長だったのは有名ですが。

> これについては今度、あらためて書くよ。

是非、宜しくお願いします。

[2286] Re:[2285] [2277] [2276] 酷暑対策 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/14(Sun) 15:06
> 海自にそんな部分があったとは驚きです。

なにしろ海自ってのは「米海軍の艦艇に日本海軍の将兵を乗せた軍事組織」だからね。
クラ湾夜戦で米軽巡ヘレナを沈めたり駆逐艦神風の先任将校として米潜ホークビルと死闘を繰り広げた伊藤治義大尉は戦後、海自に入って海将補にまで昇進された。
伊藤海将補ばかりではない。
草創期の海自隊員の大多数は旧海軍将兵で占められていた。
もちろん空自もね。
陸自の場合、曹士で陸軍出身者が占める割合はそう大きくはなかった。
でも幹部ではかなり多く一例を挙げると開戦時、マレー攻略を担当した第25軍司令部の場合、参謀13名のうち2名が陸将、2名が陸将補となっている。
13名の中には太平洋戦争で戦死したり現役には復帰できない負傷をした人もいただろう。
また自衛隊に入隊したとしても誰もが「将軍」になれる訳じゃない。
1佐や2佐で退役された方もいただろう。
だから13名中4名が陸自に入って将軍になったと言うのはかなりの割合なのである。

さて、海自の場合、幹部だけじゃなく下士官の大部分まで海軍出身者なんだから良きにつけ悪しきにつけ旧海軍の伝統がそのまま継承されたのは不思議でもなんでもない。
だって、ちょっと前までソロモン海を駆けまわっていた猛者達が戦争が終わったからって急に民主的になって心優しくなるなんてありえないでしょ。
同じ人間なんだから。

> 山城が鬼になったり金剛が地獄になったりした原因はどこにあるのでしょうか?

これについては今度、あらためて書くよ。

[2285] Re:[2277] [2276] 酷暑対策 投稿者:いそしち 投稿日:2011/08/14(Sun) 12:02
> 昔、海自に「鬼の八隊、蛇の九隊」と呼ばれる恐ろしい精鋭部隊があり新任海士を震え上がらせた。
> 鬼の八隊とは第8護衛隊、蛇の九隊とは第9護衛隊の事だ。
> まあ、戦前で言えば「鬼の山城、地獄の金剛」に相当すると思えば良いだろう。

海自にそんな部分があったとは驚きです。

> なぜ、8隊や9隊は鬼や蛇になっちゃうのか?

山城が鬼になったり金剛が地獄になったりした原因はどこにあるのでしょうか?
当時はまだクーラーは無かったと思いますが(笑)

[2284] 大湊海軍 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/13(Sat) 16:48
海自の服装規定について知人に再確認したよ。
なんと!
Gパン禁止令は現在でも解かれておらず「黙認」の形なんだそうな。
そして相変わらず地方隊によって「規制の度合い」が違うそうだが「艦長による差」はもっと大きいらしい。
つまり艦内居住者は上陸に際し上陸用の服装に着替え「上陸員整列」に臨むのだがここでチェックされてしまうのだ。
もともと営門には通行者を厳しく指導できる権限は無いそうである。
で、あれば「艦長による差」だけで済みそうなのだが大湊地方隊(昔風に言えば大湊鎮守府だね)は別で私服による通勤は一切、認められず制服でなければならないんだそうだ。
大湊地方隊は制裁/指導が厳しく旧海軍と変わらない所から「大湊海軍」と呼ばれるが、いやはやなんとも・・・

[2283] Re:[2282] 「3」のイベントについて 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/13(Sat) 08:10
> 「3」ではなるたけ起きてほしくないイベントや、発生したら衝動的にリセットボタンに手がかかりそうになるイベントもあるそうですが、その反対に、小躍りしたくなるようなイベントや欣喜雀躍(笑)するようなイベントもありますよね?公開しても差し支えない範囲で教えてください。

そうねえ・・・
外交系が大幅に強化されてるから蘭印やビルマ、マレーなどでの親日政権樹立は複数根拠地で民度が一斉にアップ(すなわち採掘量や工場生産力の増大)するので欣喜雀躍だよ。
あとUボート系ではマウザー装備の3式戦丙が加わる他、架空機としてマウザー装備の2式単戦がでてくるし水冷エンジンの工数減少や開発アップが期待できる。
ジェットエンジンなんかもね。
それと相場かな。
様々な事件でセメントやアルミ、原油の相場が変動して一喜一憂するよ。

>あれって事が収まったとして、その後どうなりますかね?

さあ?

> 借りてるのだから、除染して返却しよう、で済む話しなのかどうか?

無理なんじゃない?
ようわからんけど。
今の御時世で放射能除染問題をウカと書く訳には行かないよ。
ただし・・・
汚染水を満載してたバージを簡単に除染できるなら「こんなありがたい話」はないし「だとしたら今、福島で起きている諸問題は全て杞憂」と言う事になる。
さすがにそうはならないだろう。
たかがバージ(はしけ)なんだから米国が返却を求めているとは考えにくいな。
どちらかと言えば「対価を払う事」で決着するんじゃない?

[2282] 「3」のイベントについて 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/13(Sat) 01:48
「3」ではなるたけ起きてほしくないイベントや、発生したら衝動的にリセットボタンに手がかかりそうになるイベントもあるそうですが、その反対に、小躍りしたくなるようなイベントや欣喜雀躍(笑)するようなイベントもありますよね?公開しても差し支えない範囲で教えてください。

考えてみれば、最近のPCはリセットボタンってありませんでした。往年のPC98やFM-TOWNSあたりまででしたか。

>おっと水バージは福島で借りっぱなしになってるままだった。

こんなところにまで震災の余波が。あれって事が収まったとして、その後どうなりますかね?
借りてるのだから、除染して返却しよう、で済む話しなのかどうか?

[2281] Re:[2280] [2279] 一等陸佐 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/12(Fri) 11:54
> 旧軍において偉い大佐とそうでない大佐を見分けるのにわかりやすい方法はあったのでしょうか?

やっぱし天保銭の有無かなあ。

> 硫黄島が水不足で深刻らしいですね。台風頼みだそうですが、人工降雨技術とかありませんでしたっけ。

中国お得意のヨウ化銀という手もあるが毒性があるそうだから飲用には問題あるらしいよ。
それよりはバージで運ぶ方が簡単で確実だ。
なにしろ米軍なんぞは基本的に太平洋圏での軍事行動は全て現地での水確保をあてにせず後方(すなわちハワイ)からバージで運ぶそうだ。
米軍から水バージを借りて硫黄島に運べば・・・
おっと水バージは福島で借りっぱなしになってるままだった。

[2280] Re:[2279] 一等陸佐 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/12(Fri) 11:06
現在はさすがにエアコンが入ってない建物はそうはないでしょう。
旧軍において偉い大佐とそうでない大佐を見分けるのにわかりやすい方法はあったのでしょうか?

硫黄島が水不足で深刻らしいですね。台風頼みだそうですが、人工降雨技術とかありませんでしたっけ。

[2279] 一等陸佐 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/11(Thu) 17:49
一等陸佐(1佐)にも偉い1佐とそうでない1佐がある。
人物識見に優れた1佐が偉い1佐でそうでない1佐が偉くないとかそんな抽象的な話じゃない。
(1)の1佐が偉くて(2)や(3)が偉くないとか「内部事情を知らない人には判らない話」でもない。
もっと判りやすくて具体的な話だ。

20年ちょっと前の8月、用事があって市谷の陸自幹部学校システム開発室を訪ねた。
現在、目黒にある陸自幹部学校はその頃、市谷の1号館にあったのだ。
市谷の一号館、みんな知ってるでしょ?
三島由紀夫が割腹したあの建物だ。
しかも時は8月、いやがおうでも気分は「日本の一番長い日」を想起させる。
行ってみたら・・・
システム開発室にはクーラーがないのだ。
なにしろ古い建物でしょ?
窓はギロチン式だし。
なんとシステム開発室長(1佐)を頭に副室長(3佐)以下、幹部数名はみんな上半身ランニング姿で仕事してるじゃないの。
窓は開いてるけど体を冷す器具は首振り扇風機1台のみ。
僕が行ったらみんな申し訳なさそうにモソモソ制服を着だしたよ。
僕のほうこそ「僕が来た為にみんなに暑い思いさせちゃって悪いなあ」と思ったけどね。
そして後日・・・
同じ一号館でも幹部学校の教務課長室を訪ねた。
すげえ立派な部屋でクーラーがビンビンに効いてた。
ああ、エライ1佐にはクーラーがついていて、そうでないとクーラーはつかないんだなと妙に納得してしまった。
まあ、新しい建物ならどこでもクーラーはつくけどね。
階級に関わらず・・・

[2278] Re:[2277] [2276] 酷暑対策 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/11(Thu) 11:35
> 僕は吸水マフラー(アイスノンみたいなヤツ)を首に巻いて仕事してるよ。

今年は、吸水マフラーが馬鹿みたいに売れているそうですね

> 流しソーメンの話が面白いんだ。

そういえば「流しソーメン」と「ソーメン流し」って、どっちが正しいんでしょ?地域によって違うのかな?
九州人の父は「ソーメン流し」が正しいと言い張るので、しょっちゅう口喧嘩になります(笑)



>カルピスやスイカを配給

戦記小説とか読んでると、冷えたサイダーを飲むシーンとかありますが、あれも「暑気払い」というより「糖分補給」なのでしょうか?

> ねっ、8隊や9隊の先任海曹達が「気合」を入れたがる訳がわかったでしょ・・・

究極の「熱中症」対策ですね(笑)

[2277] Re:[2276] 酷暑対策 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/11(Thu) 11:02
> あまりにも熱いので、毎晩、アイスノンを枕の上に置いて(そのままだと硬いのでタオルにくるんで)寝てます。

僕は吸水マフラー(アイスノンみたいなヤツ)を首に巻いて仕事してるよ。

> 流しソーメンが食べたいな〜。冷えた生ビールや冷酒が恋しい。

「日常」ってアニメがあってね。
流しソーメンの話が面白いんだ。

> そう言えば、旧軍や自衛隊では真夏の酷暑対策はどのようにしてたのでしょうね?

旧軍か・・・
「酷暑対策などない!」もしくは「対策は精神力あるのみ!」だろうな。
ノモンハン航空戦では搭乗員にカルピスやスイカを配給してるけど酷暑対策ってよりは疲労対策って感じだしね。
自衛隊の場合ね・・・
昔、海自に「鬼の八隊、蛇の九隊」と呼ばれる恐ろしい精鋭部隊があり新任海士を震え上がらせた。
鬼の八隊とは第8護衛隊、蛇の九隊とは第9護衛隊の事だ。
まあ、戦前で言えば「鬼の山城、地獄の金剛」に相当すると思えば良いだろう。
なぜ、8隊や9隊は鬼や蛇になっちゃうのか?
実はここに酷暑対策が関係してくる。
なんと8隊や9隊の「あやなみ型護衛艦前期建造型」にはクーラーがなかったけど後期建造型からはクーラーが装備されたのだ。
もちろん、以降建造された海自の護衛艦には皆、クーラーが装備されている。
ねっ、8隊や9隊の先任海曹達が「気合」を入れたがる訳がわかったでしょ・・・

[2276] 酷暑対策 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/11(Thu) 01:54
あまりにも熱いので、毎晩、アイスノンを枕の上に置いて(そのままだと硬いのでタオルにくるんで)寝てます。
流しソーメンが食べたいな〜。冷えた生ビールや冷酒が恋しい。

そう言えば、旧軍や自衛隊では真夏の酷暑対策はどのようにしてたのでしょうね?

[2275] Re:[2274] [2273] 単調な食生活 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/10(Wed) 17:24
> 日米の提督でそういう人物はいたのでしょうか?

えっ!?
そいつは難問だなあ・・・
だいたい日本の提督を「無能呼ばわり」したら海の先生方に怒られちゃうよ。
目黒や原宿に行けなくなっちゃうかも知れない。

まあ、それはそうとして「過激な菜食主義」も嫌だけど「過度に服装にやかましい」のも嫌だなあ。
みんな知ってた?
しばらく前まで陸海空の中で海自だけが「Gパン禁止」だったのを・・・
だから休日、私服を着て営門から外出する時や営外居住者が朝夕に出勤する時、Gパンは「×」だったんだそうだ。
陸空の人間にその話をすると「そんな時代錯誤な・・・」とビックリする。
ちなみにスプルーアンス提督は服装にうるさい方だったらしいが「服装に寛容で心優しいニミッツ提督」が太平洋艦隊司令長官に着任し「ネクタイはしなくても良い」と通達を発すると自分のネクタイもすぐに外したという。
ちなみに米海軍の提督で「能力と度量と運に恵まれたた提督」はミッチャーだろうなあ。
髪の毛には恵まれなかったけど。
フレッチャーも立派だけどキングに嫌われた時点で運に見放された気がするしリーは戦運には恵まれたけど健康運(ミズーリの降伏式典に参列できなかったからね)には恵まれなかった。

実の所、太平洋戦争で活躍した米海軍のリーダー達は開戦前に「あんなヤツはあまり役に立たない二線級」と見られていた人達なんだよ。
だって「きっと活躍すると思われる一線級」の連中はみんな戦艦の艦長や戦艦部隊の司令官、司令長官だったんだもん。
まあ、みんな戦死したり更迭されたりしちゃったけどね。
生き残ったにしてもハワイあたりの後方警備に従事するのが関の山で上陸作戦の艦砲射撃で前線に復帰する頃には代替わりしてた。
ただし空母の艦長や航空戦隊司令官はウィングマークが必要だったから別だ。
彼らは最初っからエリートでエリートのまま戦い抜き組織を拡大させた。
その総本山がタワーズでハルゼーやマッケーンは中途参入組なのだ。

[2274] Re:[2273] 単調な食生活 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/10(Wed) 11:40
有能かつ温厚だけど、唯我独尊で融通が利かない上司と、無能に近くてかつ傲岸だけど、親分肌で面倒見が良い上司の二者択一ですか。
有能かつ温厚で、なおかつ親分肌で面倒見が良い提督がいれば、その下で働きたいです(笑)。ついでに運にも恵まれていればなお良し!
日米の提督でそういう人物はいたのでしょうか?

[2273] 単調な食生活 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/09(Tue) 15:49
スプルーアンス提督は質素な生活を好む提督だった。
T・B・ブュエル著「スプルーアンス提督」によると朝食は決まってトーストと桃の缶詰とコーヒーだけだったらしい。
まあ、ここまではさほど驚く程の事じゃない。
凄いのは昼食で「スープとサラダのみ」(多分パンはつくと思うけど)で来客の際には「料理はこれだけだからできるだけたくさん食べてもらいたい」と客にサラダを勧めたそうだ。
いやはや朝昼ともにタンパク質抜きかよ・・・
どうりでスプルーアンス提督はあんなに痩せてる訳だ。
そして夕食はと言うと大抵は牛肉だそうで幕僚が魚、鳥、羊、豚をメニューに加えようとしても拒否されたそうだ。
僕もまあ、牛肉は嫌いじゃないけど「魚、鳥、羊、豚はダメ」って言われたら考えちゃうなあ。
ちなみにスプルーアンス提督の食事メニューは彼個人だけに適用される訳じゃない。
当然、司令部勤務員全員に適用される。
スプルーアンス提督は立派な人物だ。
感情的て口汚い法螺吹きハルゼーなんかよりずっと好感がもてるし日本海軍としては実に恐るべき敵(ハルゼー提督なんか怖がる事ない。レイテでは高速戦艦を率いて無駄骨折りの右往左往だし勝手に台風に突っ込んで損害を出しまくる能無しだもん。もし米海軍の提督が全てハルゼー提督だったら太平洋戦争は圧勝だったろうになあ。残念だ。)である。
だけど・・・
スプルーアンス提督の幕僚なんぞに任命されたら駆逐艦の艦長にでも転属させて貰いたくなるだろうよ。
ちなみにハルゼー提督の所のメシは旨かったそうで航空機搭乗員には規則(禁酒法以来、米海軍では飲酒禁止)を破ってまでもバーボンをふるまったそうな。
だからハルゼーは人気があるのかも知れない。
「人の心をわかってくれる提督だ」ってね。
でも人間、食べ物でつられちゃいけないよ。
ああ、でもスプルーアンス提督の部下にされたらイヤだなあ。

[2272] 借りてきたよ 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/07(Sun) 15:52
S・ビースティ&R・プラット著「大帆船」(輪切り図鑑)はまれに見る大作だ。
なにせ縦36cm横27cmもある。
ページ数はちょっぴりしかないけどね、
これによると水兵の食事配給は毎日ビール4,5リットルと乾パン(入港中と出港直後だけパン)、日木が塩漬け豚、火土が塩漬け牛肉、月水金がオートミールとバターとチーズで日水木金には乾燥えんどう豆が加えられたらしい。
ちなみこれらは全て「配給」であって調理して渡されるわけでは無い。
そして塩漬け肉と乾燥えんどう豆は不可分のコンビとして水夫料理のキモとなる。
まず塩漬け肉だが、しばらく水で塩抜きする。
次に肉を茹でる。
こうして茹で上がった肉(メインデイッシュ、食う頃には冷めている)と茹で汁(スープ)が出来上がる。
この茹で汁に水で戻した「えんどう豆」を加え形が無くなりドロドロするまで煮る。
これがポタージュだ。
この2品に虫食い乾パンを添えれば水夫料理の出来上がり!
飲み物はビール(こればっかりは英海軍の伝統にこだわらず冷した方が良いだろう)かグロッグで決まりだろう。
(士官を気取るならピンクジンも良いが帆船の時代にはちょっと似つかわしくない)
グロッグの割り方は文献によって1:1から1:4まで各種(輪切りでは1:3)あるけどラム酒自体が40〜75度まで色々あり主計長もケチから太っ腹までいるから一様には決められない。
ここは財布と胃の調子に相談するのが良いだろう。
そうだ。
乾パンの虫抜きの話だった。
やっぱり匂いだったよ。
乾パンの上に腐った魚を置いておくと虫は腐った魚に集まる。
腐った魚が虫でビッシリになったら腐った魚を取り替える。
こうして乾パンの虫を減らしてゆくんだそうな。
くせえだろうな・・・
これはやっぱ真似したくねえや。
乾パンはあまり古くないのを食うに限る。
ちなみに乾パンは海上自衛隊御用達の「大型乾パン」が船乗りっぽくて本格だ。
古くなった食パン(ガビガビになってカビが生える直前が頃合)でも良いけどね。
「ああ、出港してもう5日目か、食パンもこれで見納めだなあ、明日からは乾パンか・・・」と帆船気分に浸りながらドロドロ豆ポタージュにガビガビパンを浸して食うのもオツである。
それと・・・
帆船料理はビタミンCが不足するからコッソリと補充しておかないと壊血病になるぞ。

[2271] Re:[2270] 米かパンか、水と火の問題 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/06(Sat) 21:23
> この「乾パン」というのが、大きさはドーナツくらい。長期保存はできるのですが、「穀ゾウムシ」が湧いてくる。

「輪切りシリーズ」でだったかな?
虫の沸いた乾パンから虫を抜く方法が書いてあったよ。
コツは虫をほじくるんではなく虫に「でてってた方が良い事がある」と思わせる手段(匂いだったかな?)を講じることだったような・・・
今度、図書館で見てくるね。

>TVドラマ化された「ホーンブロワー 海の勇者」でもこのシーンが再現されていました。

僕もあの作品は好きでビデオに録画してあるよ。

さて、それじゃ・・・
世界の艦船296号83ページによると16世紀の英海軍水兵の配給は1日1名当たりビール4.5リットル、パンまたは乾パン450g、日月火木は塩漬けの牛肉または豚肉450g、水土は塩漬け魚が1/8尾とバター200gおよびチーズ400g、金は1/16尾ととチーズ200gとなっている。
魚はタラらしいけど恐らく1/8尾ってのは450g相当なんだろうと思う。
ビールがたくさんで羨ましい限りだが温くて半腐りである事を忘れてはならない。
更に水の配給は1日1リットル未満なので「ビールは水代わり」である事も忘れてはならない。
青木栄一著「シーパワーの世界史1巻」164ページによると18世紀末の英海軍水兵の配給は1日当たり乾パン450g、ビール4,5リットル、牛肉257g、豚肉128g、チーズ64gとある。
魚に関する記述が無いけど1週間あたりで肉が1,5倍になった反面、チーズが半分以下になってるのが面白いね。
色々な文献を調べて英海軍風の塩漬豚を作って昔、よく食ったよ。
もちろん、帆船の登場する映画やドラマを見ながらね。

[2270] 米かパンか、水と火の問題 投稿者:内藤空力 投稿日:2011/08/06(Sat) 16:44
ご返答、ありがとうございます。

今、「ホーンブロワー」に凝って、ハヤカワ文庫の全巻を通して読んでいるのです。時代は18世紀後半から19世紀初めですね。
食料が乾パン、塩漬け豚肉中心で3ヶ月から半年も無寄港で(あるいはそれ以上も)暮らす訳ですね。アオミドロの湧いた水をのみながら。この「乾パン」というのが、大きさはドーナツくらい。長期保存はできるのですが、「穀ゾウムシ」が湧いてくる。食事の時に始終乾パンを机に叩いていると、「穀ゾウムシ」が這い出てくる、というシーンがやたら出てきます。TVドラマ化された「ホーンブロワー 海の勇者」でもこのシーンが再現されていました。
 保存食としてみると「コメ」が日本で生産、貯蔵できた弥生時代から「戦争」が始まる、という説があります。「コメ」が無かった時は戦争に行く「兵糧」が無かったし、人口も少ないから「遠征」に行くことができなかった、という説ですね。
ガダルカナル島は水が豊富で「コメ」を炊くのに不自由しなかったと高崎伝さんは書かれいます。逆にいえば、飲料水が不足する珊瑚の島、北の島(氷を溶かす燃料が必要)、泥水だらけの土地では「コメ」が炊けず、生米を齧るということになります。
また、高崎伝さんは戦場で火をおこし煙を出すとすぐに敵機に攻撃された、と書かれています。ベテラン兵は煙を出さずに煮炊きできたが、新兵にはその知恵が無いとも。
連合軍の「Cレーション」も火を使わない糧食で合理的だと思います。もっともかなり重かったようですが。日本陸軍の戦場軍用食はどうなっていたのでしょう? 戦中派の父親に聞くと「乾燥食品」「乾パン」くらいしか出てこないのです。昭和20年4月召集、和歌山で敵の上陸に備えていた、という軍歴では、判らないですね。

[2269] Re:[2267] 玄米食、麦食 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/06(Sat) 08:10
> 旧軍での麦飯がすすまなかったのは「死んでゆく兵士にせめて銀シャリを食わせてやりたい」との温情があったから、とも聞きました。

温情なら美談で聞こえが良いが「健康な兵士が脚気になって死んじゃう」のでは本末転倒だね。
元来、「戦場では白米を食う習慣」は戦国時代に始まった事で「死ぬ前にせめて白米を」なんて温情主義じゃなく「合戦当日は大いに体を使うからカロリーの高い白米を喫食した方が効果的」という合理主義的な物だった。
ところが・・・
合戦当日ならいざ知らず、年がら年中、朝昼晩、ろくなおかずもなしで白米ばっかり食ってればそりゃ、脚気にもなるわな。

> ただ、元124連隊で「最悪の戦場に奇跡はなかった」を書かれた高崎伝氏は「ガダルカナルなどの戦場でコメを水で研ぐことは難しかった。視力が低下して、米を流したり、落としたりするので、研がずに水を入れてそのまま炊いた」と書かれており、

えっ!
僕は別に視力が低下しているわけじゃないけど3度に一度は研がずに炊くよ。
単に不精なだけだけどね。
もちろん無洗米じゃなく普通の米でだよ。
それとも普通の家(僕は独身)は必ず研ぐのかな?

>戦場食としての「コメ」は小麦粉に比べて不適当だったかも、と思います。

それじゃ米と小麦の利害得失をちょっと考えてみよう。
まず米だが水と燃料と時間と「制空権」に恵まれていればこんな便利な戦場糧食はない。
飯盒など小型の調理器具で1人前から随所で調理喫食できるからだ。
現地で水が調達できるのなら携行重量も少ないしね。
一方、小麦の場合はパンや麺、スイトンなどにしなければ食えないがパンの場合、腐敗に強いと言う利点がある。
炊飯した米は常温1日で腐敗するがパンはずっと長持ちする。
ただしパンを焼くにはパン焼きカマドが必要だから欧州の軍隊の場合、各師団に製パン中隊があった。
なお欧米の軍隊ではパンをモリモリ食って戦った訳ではない。
欧米兵士がモリモリ食ったの肉や豆、ジャガイモでありパンは「ほんの申し訳程度の分量」でしかなかったのである。
なにしろ欧米人や中国人には「主食」って概念がないからねえ・・・

[2268] 風船爆弾について 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/08/05(Fri) 11:27
風船爆弾についてのまとめ記事を掲載させていただきましたので、ご興味のある方はどうぞ

今年の新米はどこの米を食べればいいんだか・・
化学物質汚染の心配しながら中国産米か、放射能汚染の心配しながら国産米か、まさに前門のなんちゃら後門のなんとかですね(苦笑)

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/archives/51913903.html


[2267] 玄米食、麦食 投稿者:内藤空力 投稿日:2011/08/05(Fri) 11:20
軍隊でのコメの問題というと、「脚気」論争がありますね。
海軍の高木軍医の「タンパク質不足」「麦飯奨励」が否定されて減り始めた「脚気」患者が増加した話や、陸軍の森林太郎(森鴎外)軍医部長と土岐軍医部長の対立など。
以前勤めていた会社でカップラーメンばかり食べていた若い奴が「しゃっくりが何時間も止まらない」というのでアリ×○ンを飲ませたら、収まったことがあります。「心臓脚気」という恐ろしい病気だったようですね。
軍隊や刑務所での麦飯や、天皇家が麦飯を食べていること。
旧軍での麦飯がすすまなかったのは「死んでゆく兵士にせめて銀シャリを食わせてやりたい」との温情があったから、とも聞きました。
ただ、元124連隊で「最悪の戦場に奇跡はなかった」を書かれた高崎伝氏は「ガダルカナルなどの戦場でコメを水で研ぐことは難しかった。視力が低下して、米を流したり、落としたりするので、研がずに水を入れてそのまま炊いた」と書かれており、戦場食としての「コメ」は小麦粉に比べて不適当だったかも、と思います。

ちなみに中国では「長いコメ」も「短いコメ、日本米」もスーパーで売られています。日本米は寒い地方でも作れるので東北地方で栽培されているようですね。私は「カト吉」が青島(チンタオ)で作ったパック米(7人民元)を上海で買います。
日本からの輸入のパック米(サトウのご飯)は3倍くらいの値段になります。

[2266] Re:[2263] [2255] 食パン論再び! 投稿者:プラモ派 投稿日:2011/08/05(Fri) 10:45
> 揚げパンにまぶした砂糖は美味しいのに食パンだと不味いのは不思議ですね。

給食の揚げパンを思い出しました。
私は関東地方なのですが揚げパンは全国的に給食ででるメニューなのでしょうか?
食パンやコッペパン、ソフト麺など給食の主食の中でもっとも好きだったのが揚げパンです。
今でも食べたいと思いますがスーパーやコンビニではお目にかかりません。
残念です。

[2265] まとめレス 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/04(Thu) 07:49
>最近は温玉かけごはんやなめたけをたっぷり入れた納豆、サバ缶なんかでごはんをがっつり食べたくなることが多く、
こんな質素な食生活が嬉しい日本人は凄いな〜と思いつつ日本人であることの喜びをかみしめております。

軍事史学182号の秦論文は「なんで日本は米食なんだ?パン食にすれば軍事上便利じゃないか。」ってのが主旨なんだが、やはりパン食では民意が得られない様だ。

>口の中が砂糖でジャリジャリしてあまり美味しくなかったです。

ご愁傷様。

>「お前だけ国産米とはどういうことだ」と

あの頃、国産米と外米の抱き合わせ販売をする店とブレンド米にして売る店とがあってね。
ブレンド米は不味くておおいに閉口したもんだった。
(国産米のみを買うのはほぼ不可能だった)
別になってれば外米だってチャーハンや本格インドカレーやパエリア、ジャンバラヤなど美味しい食べ方はいくらもあるんだよ。
でも「カードだけゲットしてライダースナックを捨てちゃうう少年の真似をする不埒者」や「外米なんていらねえや、その分安くしろ。」とのたまうクレイマーが多発してブレンド米の登場となったらしい。
当時、会社の近くに五輪寿司って店があってね。
テレビチャンピオンで一位になった事もある愛国心に燃えた良い店だったんだが闇米を使わずブレンド米を客に出したもんだから客足がえらく減ったみたいだった。

[2264] 若! 投稿者:K−2 投稿日:2011/08/03(Wed) 22:57
>島風さん
>93年の冷夏の大凶作のときに
お、自分よりも若そうな人みっけ。自分はその年確か大学生で、東京までコメを仕送りしてもらってたなぁ。
あの年はニュースで凶作が先行してたけど、実際には「確かに良くはない」程度で、それが証拠に
次の年に倉庫にしまってあったカビかけたようなコメを売りに来た奴がいた、と親父が言ってました。

>ビバ!魚沼産コシヒカリ
自分の地元は新潟じゃないですが、自分とこのコメは魚沼産コシヒカリの一部になっているとの怪しい情報が・・
実際コメは水によって全然味が変わっちゃうので、すぐ近くの田んぼでも水源が違うと全然別の味に。
特に川から取水しているところは(ウチの近辺では)マズい、ということになってます。

>私も3食洋食で米飯なしなんて言われた日にはあからさまにいやな顔をするでしょう
所詮、日本人にとって豪華な料理もごはんを美味しく食べるためのアイテムでしかありません。
最近は温玉かけごはんやなめたけをたっぷり入れた納豆、サバ缶なんかでごはんをがっつり食べたくなることが多く、
こんな質素な食生活が嬉しい日本人は凄いな〜と思いつつ日本人であることの喜びをかみしめております。

[2263] Re:[2255] 食パン論再び! 投稿者:いそしち 投稿日:2011/08/03(Wed) 13:55
> 海軍兵学校ではこれを手でちぎり砂糖につけて食うらしい。

やってみました。
口の中が砂糖でジャリジャリしてあまり美味しくなかったです。
女房は白い目で私を見て「皿によそった砂糖は無駄にしないでね。」と言いました。
揚げパンにまぶした砂糖は美味しいのに食パンだと不味いのは不思議ですね。

[2262] Re:[2261] [2260] [2259] これは意外 投稿者:島風 投稿日:2011/08/01(Mon) 23:34
> 軍事史学182号によるメニュー例は「朝はスープに卵2個、昼はビフテキ、フライの類2皿、夕は同じく1皿、パンは1食に半斤、その他コーヒー、果物、または時々赤飯の供給あり」と記述されている。
> ありゃ?
> 慶祝事には赤飯がでるのか・・・
> 「米はいっさいなし」じゃなくて「白米はいっさいなし」と書かなきゃいけなかったかな。
> まあ、いいや。

> 僕の所は父方の祖父母が山形出身なので「はえぬき」や「どまんなか」が多いよ。

メニューを見ただけで胃がダウンしそうです・・・(実はうちの家系は両親の親族とも胃がんを多く患っており、胃腸科の先生から注意が必要だといわれています。10年前なら大喜びで食べていたかもしれませんが、さすがにこの年頃になると胃に堪えます)

> 僕の所は父方の祖父母が山形出身なので「はえぬき」や「どまんなか」が多いよ。

日本のお米はいろいろおいしいブランドがあって、食べ比べるのが面白いです。

ピナツボ火山が噴火した93年の冷夏の大凶作のときに、実家が奈良県の農家で、冷害の影響が少なく、国産米を送ってもらいましたが、中学校のお弁当に日本米の握り飯を持って行ったときにはクラスメイトからさながら非国民のような目で見られた記憶があります。
「お前だけ国産米とはどういうことだ」と

[2261] Re:[2260] [2259] これは意外 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/08/01(Mon) 10:38
> 現在ならともかくとして、朝昼晩の全てが完全洋食(米はいっさいなし)なんて言ったらおそらく当時の人たちはドン引きしたでしょう。また、当時の洋食が日本人の味覚や好みに合わなかったと思います。

軍事史学182号によるメニュー例は「朝はスープに卵2個、昼はビフテキ、フライの類2皿、夕は同じく1皿、パンは1食に半斤、その他コーヒー、果物、または時々赤飯の供給あり」と記述されている。
ありゃ?
慶祝事には赤飯がでるのか・・・
「米はいっさいなし」じゃなくて「白米はいっさいなし」と書かなきゃいけなかったかな。
まあ、いいや。

>ビバ!魚沼産コシヒカリ、これが食べられないとなるとわが一家不満爆発です。

僕の所は父方の祖父母が山形出身なので「はえぬき」や「どまんなか」が多いよ。

[2260] Re:[2259] これは意外 投稿者:島風 投稿日:2011/08/01(Mon) 00:40
> 海軍兵学校の朝飯について書いたら反響が大きくてちょっとビックリだ。
> ちなみに陸軍士官学校の食事は軍事史学182号8頁によると当初、朝昼晩の全てが完全洋食(米はいっさいなし)だったそうだが不満が頻出し僅か半年で廃止されたらしい。

現在ならともかくとして、朝昼晩の全てが完全洋食(米はいっさいなし)なんて言ったらおそらく当時の人たちはドン引きしたでしょう。また、当時の洋食が日本人の味覚や好みに合わなかったと思います。

私も3食洋食で米飯なしなんて言われた日にはあからさまにいやな顔をするでしょう。ビバ!魚沼産コシヒカリ、これが食べられないとなるとわが一家不満爆発です。今年、激しい水害に見舞われ、お米の出来が非常に心配です。

私事を書いて申し訳ありません。

[2259] これは意外 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/30(Sat) 19:28
海軍兵学校の朝飯について書いたら反響が大きくてちょっとビックリだ。
ちなみに陸軍士官学校の食事は軍事史学182号8頁によると当初、朝昼晩の全てが完全洋食(米はいっさいなし)だったそうだが不満が頻出し僅か半年で廃止されたらしい。

[2258] Re:[2255] 食パン論再び! 投稿者:いそしち 投稿日:2011/07/30(Sat) 13:36
> なんと海軍兵学校の朝飯、決まって厚切食パンと味噌汁、それに砂糖小皿一杯なんだそうな・・・

味噌汁にパンとはまさに和洋折衷ですね。
たまに女房がこの様なメニューを出してくる事があります。
今まで不精だと思ってたのですがあれは海軍兵学校流だったのですね。
まあ飯抜きになるよりはマシなので今まで文句言った事はありませんが。

> 厚切食パンたって普通の厚切りじゃない。
> およそ半斤もあるやつで1人1枚だ。

羨ましい限りです。
女房は6枚切1枚しかくれません。

> 海軍兵学校ではこれを手でちぎり砂糖につけて食うらしい。

今度やってみます。

[2257] 食パンに砂糖 投稿者:多聞丸 投稿日:2011/07/29(Fri) 17:50
食パンに砂糖って年配の人あるみたいですよ。うちの母もそうして食べます。
さらに驚いたのはとろけるチーズと砂糖で食パン食べてたことでした・・

[2256] Re:[2255] 食パン論再び! 投稿者:島風 投稿日:2011/07/29(Fri) 16:09
> 江田島の海軍兵学校には面白い食習慣がある。
> いや、あったと言うべきであろう。
> もう江田島に海軍兵学校は無いのだから。
>
> なんと海軍兵学校の朝飯、決まって厚切食パンと味噌汁、それに砂糖小皿一杯なんだそうな・・・
> 厚切食パンたって普通の厚切りじゃない。
> およそ半斤もあるやつで1人1枚だ。
> いや、1枚ってより「ひとかたまり」って言った方がよさそうだね。
> 海軍兵学校ではこれを手でちぎり砂糖につけて食うらしい。
> パンにバターを塗ってから砂糖をまぶすならやった事あるが・・・
> もちろん海軍兵学校ではトーストなんかしない。
> だって厚すぎるもん。
> まだオーブントースターなんてなかったし。
> 師匠の英国では「朝食のパンはトーストが定番でひとり3枚が当たり前」だから日本で発祥した習慣なんだろうな。
> いや、英国留学した夏目漱石が食パンい砂糖つけて食ってたって言うから一概に決め付ける訳にもいかないが。
> まあ、なんにしても「海軍兵学校じゃ砂糖で食パンを食う」って事と「食パンをちぎって食う」ってのが僕にとっちゃ「長年に渡り気になる事」だったのだ。
>

阿部先生ならご存知かと思われますが、旧海軍の下士官の回想録の「海軍よもやま物語」でも脚気防止のために、下士官兵にもパン食がふるまわれたそうですが、パンの耳ばかり食べる水兵が多かったと書かれていたことがあります。かくいう私も朝食には、焼いたトーストを伸ばしたバターに砂糖を混ぜてバターシュガーにして食べることがあります。

> さて7月27日、ある会合で原宿の水交社に行ったんだけどそこで「海軍の食事に詳しい事で有名な某提督」にあった。
> 某提督は海軍兵学校出身者ではない。
> 防衛大学校1期だ。
> そこで「どこで始まった習慣なんでしょうねえ?海自には継承されなかったんでしょうか?」と聞いたら・・・
> ビックリするではないか!
> 「防大でも僕らの時は食パンに砂糖だったよ。」と仰られた。
> ふうん、そうなんだ・・・
> いつ頃、やんなくなっちゃったんだろう?
> 謎はまだまだ続く・・・

恐らく私の想像ですが、ジャムやバターが安く普及したことや、菓子パンや調理パンがPXやコンビニ、雑貨屋で容易に手に入り、間食でパンを食べる事が増えてきたことが原因ではないでしょうか。

[2255] 食パン論再び! 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/29(Fri) 14:50
江田島の海軍兵学校には面白い食習慣がある。
いや、あったと言うべきであろう。
もう江田島に海軍兵学校は無いのだから。

なんと海軍兵学校の朝飯、決まって厚切食パンと味噌汁、それに砂糖小皿一杯なんだそうな・・・
厚切食パンたって普通の厚切りじゃない。
およそ半斤もあるやつで1人1枚だ。
いや、1枚ってより「ひとかたまり」って言った方がよさそうだね。
海軍兵学校ではこれを手でちぎり砂糖につけて食うらしい。
パンにバターを塗ってから砂糖をまぶすならやった事あるが・・・
もちろん海軍兵学校ではトーストなんかしない。
だって厚すぎるもん。
まだオーブントースターなんてなかったし。
師匠の英国では「朝食のパンはトーストが定番でひとり3枚が当たり前」だから日本で発祥した習慣なんだろうな。
いや、英国留学した夏目漱石が食パンい砂糖つけて食ってたって言うから一概に決め付ける訳にもいかないが。
まあ、なんにしても「海軍兵学校じゃ砂糖で食パンを食う」って事と「食パンをちぎって食う」ってのが僕にとっちゃ「長年に渡り気になる事」だったのだ。

さて7月27日、ある会合で原宿の水交社に行ったんだけどそこで「海軍の食事に詳しい事で有名な某提督」にあった。
某提督は海軍兵学校出身者ではない。
防衛大学校1期だ。
そこで「どこで始まった習慣なんでしょうねえ?海自には継承されなかったんでしょうか?」と聞いたら・・・
ビックリするではないか!
「防大でも僕らの時は食パンに砂糖だったよ。」と仰られた。
ふうん、そうなんだ・・・
いつ頃、やんなくなっちゃったんだろう?
謎はまだまだ続く・・・

[2254] Re:[2253] [2251] [2250] [2249] [2248] 緊急浮上・潜航 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/28(Thu) 14:42
> マップ外任務に従事している潜水隊については浮上/潜水は自動処理なのでしょうか?

マップ外の潜水隊はすべて潜航で行動(晴嵐を射出する時は別だろうけど)する。
なにしろマップ外は敵地(ドイツ派遣で入港中も敵地じゃないな)だからね。

> 例えばマダガスカルに張り付いている潜水隊は、常に潜水状態で張り付いているのでしょうか?

うん。

> その場合、敵の対潜哨戒に引っかかることもありますか?

ないよ。
沖合いに居て入出港艦船があったら甲標的を発進させるだけだもん。
入出港があったとしても甲標的の発進をキャンセルする事もできる。
入出港と言っても出港の時は港内ガラガラでろくな目標が無い事もあり得るからね。
逆にマップからサンディエゴ(もしくはディエゴスワレス)への入港では首尾よくマップ外へ逃げおおせたとしても、そこでマップ外哨戒の潜水艦が一撃を加え入港後に甲標的が攻撃をしかけるのだから・・・
うまくすれば「とどめの一撃」となるかも知れない。

> 「3」の海戦では個艦同士の衝突というシチュエーションはないでしょうね。

ないよ。

>ま、戦略級にそれを求める気はない(笑)。

そう願いたいね(笑)

>それと、潜水艦が航行中に機雷散布エリアに進入した場合ですが、浮上走行は一般の艦船と同様だと思いますが、潜行中はどうなるのでしょうか?

艦船が機雷原に進入するのは上陸と艦砲射撃の時だけだから潜航して機雷原に進入する事はないよ。

[2253] Re:[2251] [2250] [2249] [2248] 緊急浮上・潜航 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/28(Thu) 02:34
レスありがとうございます。今年はゲリラ豪雨が多発しそうですね。急に涼しくなったら要注意だとか。

いくつか質問があります。

> 潜水隊が浮上しているメリットは高速が発揮できることだ。
> なにせ日本の潜水艦なんかは浮上してれば23ノット、潜航すれば8ノットだからね。

マップ外任務に従事している潜水隊については浮上/潜水は自動処理なのでしょうか?
例えばマダガスカルに張り付いている潜水隊は、常に潜水状態で張り付いているのでしょうか?
その場合、敵の対潜哨戒に引っかかることもありますか?

> この場合は単なる衝突だもん。
> だいたいガトー型は日本の丙型海防間の2倍以上大きいからぶつかったら沈むのは海防艦の方だろうなあ。

「3」の海戦では個艦同士の衝突というシチュエーションはないでしょうね。ま、戦略級にそれを求める気はない(笑)。それと、潜水艦が航行中に機雷散布エリアに進入した場合ですが、浮上走行は一般の艦船と同様だと思いますが、潜行中はどうなるのでしょうか?またエリア内で浮上/潜行した場合、影響はありますか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2252] Re:[2249] [2248] 緊急浮上・潜航 投稿者:うらマッハ 投稿日:2011/07/26(Tue) 20:21
レスありがとうございます。

> 未移動の潜水隊は「通常の浮上/潜航」ができる。
> 移動済だとできない。

洋上航行すると移動後も見えっぱなしなわけですね。

> ただし敵艦隊と接触した時、浮上中の潜水隊は急速潜航できる。
> 移動済であっても急速潜航できる。

移動済の洋上にいる潜水隊でも、襲われたとき運が良ければ潜航できるわけですね。

> なお急速潜航すると成否に関わらず移動済となる。

移動前に海戦になったとき、急速潜航を試みるとその場から動けなくなりますね。海戦で生き残れるなら急速潜航しないのも有りですね。

> 急速潜航の基本成功率は20%、潜水隊が航空哨戒しているなら1,2倍、艦隊が航空哨戒してるなら0,8倍、艦隊が偵察済なら1,2倍、潜水隊が偵察済なら0,8倍、雨、雪、霧、強風なら0,8倍、夜間なら0,8倍の修正がつく。

成功率は低めですね。洋上で海戦になったら覚悟を決めて撃ち合う選択肢の方が多そうです。
でも、こっちから洋上にいる潜水隊に海戦を挑む場合は、急速潜航されることを考慮して爆雷装備の艦艇を連れて行くことになりそうです。

そういえば、3だと複数の艦から航空機を8機合わせれば航空哨戒できるんでしたね。特型潜だと3隻いれば航空哨戒できますね。範囲は狭いでしょうけど。
哨戒での行方不明率は2より低いですよね。自然消耗があるぶん。
でも、航空機用燃料の搭載量に限りがあるので、ずっと洋上で航空哨戒はできなさそう。

> 急速浮上はできない。

魚雷切れだと歯ぎしりしながら獲物を見送るわけですね(笑)。移動前なら浮上して追いかけることも・・・

> 浮上している潜水隊は普通の艦隊と同じだよ。
> 当然、潜水艦戦が発生し潜航中の潜水隊から雷撃されるだろうな。

潜水隊を出港させるとき、念のため潜航して移動したほうが良さそうです。
高速潜だったら常に潜って移動するでしょうね。

> そりゃ、凄い差があるよ。
> だって丸見えになるんだもの。
> 爆撃もされるだろうしね。

敵潜水隊は日本軍根拠地の哨戒範囲では潜航するとして、哨戒範囲外でも2式大艇とかの爆撃範囲では洋上を移動するかも??
軽空母や航空巡洋艦を含む小艦隊を前に出して哨戒範囲を広げてみるのも面白そう。

[2251] Re:[2250] [2249] [2248] 緊急浮上・潜航 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/26(Tue) 14:06
> 連合軍側の潜水隊は通常、浮上航行するんでしょうか?

浮上航行する事もあるよ。
早く本国へ帰りたい時とか、改ガトー型がたくさん揃ってる時とか・・・。
でもまあ、詳細については「ヒミツ」だ。

> その場合、こちらの哨戒圏に入る前に潜行するのかな?

うん、日本の根拠地や艦隊に近づく前に潜航する。

> あとですね、移動する場合、通常の浮上/潜行を同時にすることはできないということでしょうか?

できるよ。
通常の潜航/浮上しても移動済になったりはしない。
潜水隊が浮上しているメリットは高速が発揮できることだ。
なにせ日本の潜水艦なんかは浮上してれば23ノット、潜航すれば8ノットだからね。
だから「いつでも潜航/浮上できるルール」にしちゃうと「移動する時はいつでも浮上で移動し終わったらすぐ潜航」って事になっちゃう。
これじゃあんまりだ。
やっぱり潜水艦が前線で行動するときは潜航してジリジリ進んでいかないとね。
そこで移動済の潜水艦は潜航/浮上できないとなった次第である。

> 敵の潜水隊が浮上してれば、乗っ切り攻撃をかけたいです(笑)。

浮上してる潜水艦は乗り切れないよ(笑)。
この場合は単なる衝突だもん。
だいたいガトー型は日本の丙型海防間の2倍以上大きいからぶつかったら沈むのは海防艦の方だろうなあ。
元来、潜水艦は頑丈だしね。

>クイーンメリーに乗っ切られたキュラソーの話は知ってますが、他にもそのような例はあるのでしょうか?

艦船が衝突した事例って事?
それだったら枚挙に暇がないよ。
極端にでかい船とちいさい船の衝突(約8万tのクィーンメリーと約5千tのキュラソーとか)って話なら天霧とPT109の衝突とか色々あるね。

[2250] Re:[2249] [2248] 緊急浮上・潜航 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/26(Tue) 12:29
> 浮上している潜水隊は普通の艦隊と同じだよ。

連合軍側の潜水隊は通常、浮上航行するんでしょうか?
その場合、こちらの哨戒圏に入る前に潜行するのかな?
あとですね、移動する場合、通常の浮上/潜行を同時にすることはできないということでしょうか?

敵の潜水隊が浮上してれば、乗っ切り攻撃をかけたいです(笑)。クイーンメリーに乗っ切られたキュラソーの話は知ってますが、他にもそのような例はあるのでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2249] Re:[2248] 緊急浮上・潜航 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/26(Tue) 11:43
> 太平洋3だと、潜水隊って海戦直前に浮上したり潜航したりできるのでしょうか?

潜水隊の浮上/潜航の切り替えには「通常の浮上/潜航」と「急速潜航」がある。
未移動の潜水隊は「通常の浮上/潜航」ができる。
移動済だとできない。
ただし敵艦隊と接触した時、浮上中の潜水隊は急速潜航できる。
移動済であっても急速潜航できる。
なお急速潜航すると成否に関わらず移動済となる。
急速潜航の基本成功率は20%、潜水隊が航空哨戒しているなら1,2倍、艦隊が航空哨戒してるなら0,8倍、艦隊が偵察済なら1,2倍、潜水隊が偵察済なら0,8倍、雨、雪、霧、強風なら0,8倍、夜間なら0,8倍の修正がつく。

> 潜ってる状態で輸送船団と接触したけど、魚雷が弾切れなので浮上して艦載砲で襲うとか。

急速浮上はできない。

> 洋上航行中の潜水隊と、潜航中の潜水隊が接触すると、どうなるのかな。

浮上している潜水隊は普通の艦隊と同じだよ。
当然、潜水艦戦が発生し潜航中の潜水隊から雷撃されるだろうな。

> あと、浮上中は爆撃されますか?

される。

> 哨戒範囲外で浮上航行するのと、爆撃範囲外で浮上航行するのでは差がありそうです。

そりゃ、凄い差があるよ。
だって丸見えになるんだもの。
爆撃もされるだろうしね。

[2248] 緊急浮上・潜航 投稿者:うらマッハ 投稿日:2011/07/25(Mon) 20:18
質問いたします。

太平洋3だと、潜水隊って海戦直前に浮上したり潜航したりできるのでしょうか?
洋上航行中に敵水上艦隊に出会って、潜るとか。奇襲はできなさそうですが。
潜ってる状態で輸送船団と接触したけど、魚雷が弾切れなので浮上して艦載砲で襲うとか。
洋上航行中の潜水隊と、潜航中の潜水隊が接触すると、どうなるのかな。

あと、浮上中は爆撃されますか?
哨戒範囲外で浮上航行するのと、爆撃範囲外で浮上航行するのでは差がありそうです。

[2247] Re:[2242] [2238] [2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:プラモ派 投稿日:2011/07/25(Mon) 12:55
> そういえば思い出したよ。
> 潜水艦が漂流中の空母を砲撃する漫画を・・・
> たしかバロン吉元の「どん亀野郎第3巻」だったなあ。

ミッドウェー海戦の時の話ですね。
米駆逐艦の爆雷攻撃で万事窮した伊168を救う為にヨークタウンを砲撃して敵の注意をそらす「どん亀」の活躍は戦争漫画の白眉と言えましょう。
まだ読んでらっしゃらない方は是非、御一読を。

[2246] Re:[2244] [2239] [2238] [2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/25(Mon) 12:41
> するとエディタ使えば、潜行戦艦「大和」とか潜水駆逐艦「涼波」とかも可能ですね(笑)

それって「青の6号」に搭乗するヤマトワンダーの事?
「涼波」ってのはサッパリわからないけど・・・
でも潜水駆逐艦って・・・
どんな兵器で何と戦うの?

[2245] Re:[2244] [2239] [2238] [2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/25(Mon) 10:28
> 「3」ではエディタ使って、既存の艦船を潜水仕様に変更できますか?

そんな事できないよ(笑)
だって「艦種の変更」ができたら水上艦で編成された艦隊に潜水艦が混じったり潜水艦で編成された潜水隊に水上間が混じったりしちゃうじゃない。
そういうイレギュラーなエディットをした場合は「所属先が潜水隊のため潜水艦以外は使用できません」といったワーニングが表示される。
ちなみに在泊(入渠は除く)している水上艦は潜水艦への変更可能(逆も可)だ。

[2244] Re:[2239] [2238] [2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/24(Sun) 21:51
連続投稿すみません

> > 「3」では潜水艦は浮上しての砲撃は出来るのでしょうか?
>
> できるよ。

するとエディタ使えば、潜行戦艦「大和」とか潜水駆逐艦「涼波」とかも可能ですね(笑)
「3」ではエディタ使って、既存の艦船を潜水仕様に変更できますか?
「2」のエディタではシナリオ開始以前に洋上にいる潜水艦のみ他艦種に変更できましたけど。

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/archives/51910073.html


[2243] Re:[2242] [2238] [2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/24(Sun) 21:40
> > まあ相手が丸腰の商船とか漂流中の空母でもない限り、浮上砲撃にはあまりメリットがないようにも感じますけど。
>
> そういえば思い出したよ。
> 潜水艦が漂流中の空母を砲撃する漫画を・・・
> たしかバロン吉元の「どん亀野郎第3巻」だったなあ。

架空戦記コミックの「シミュレーション 逆転!!太平○戦争」に収録の「潜水空母イ-33」では通商破壊戦に従事する潜水艦の活躍を描いてました。そのときの描写では、連合軍商船に退船勧告を行ってから砲撃で撃沈する描写や、Qシップとの砲撃戦の描写がありました。

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/archives/51910073.html


[2242] Re:[2238] [2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/24(Sun) 11:51
> まあ相手が丸腰の商船とか漂流中の空母でもない限り、浮上砲撃にはあまりメリットがないようにも感じますけど。

そういえば思い出したよ。
潜水艦が漂流中の空母を砲撃する漫画を・・・
たしかバロン吉元の「どん亀野郎第3巻」だったなあ。

[2241] 中国の岩本徹三 投稿者:内藤空力 投稿日:2011/07/23(Sat) 19:59
お久しぶりに、中国の昆山市から投稿をさせていただきます。今日、本屋(書城)に「現代艦船」「艦船知況」といったその手の雑誌を買いに行ったら、その横に「岩本徹三 空戦回記録−天下浪人−」と「雪風戦記」というA5サイズの単行本を発見(もちろん中国簡体文)。各々20人民元で購入しました。
岩本氏の本は本人の本を翻訳したもの、日本に帰って現物と比較しないと判りませんが、内容は同じだと思います。日華事変の記述もそのままです。裏表紙には搭乗機のイラストがあり、96戦と零戦4種類のマーキングが乗っています。「雪風」は「謝明」という人物が「編著」で、参考文献に双葉社の「奇跡の幸運艦 雪風」や森恒英氏の「日本の駆逐艦」などが上げられています。戦記としてはフィリピン攻略戦から始まり、終戦、中華民国海軍「丹陽」としての最期までです。4艦長の座談会も載っていますから、元本は判ると思います。
現在の中国(毎日TVで戦争物をやって、日本軍の非道さを批判し、国民政府軍と共産党軍との戦闘では蒋介石を狂人扱いしている)で、「太平洋戦史文庫」としてこんな本が売っているのですから、この国の報道規制も良くわかりません。
ちなみに「腐女子」好みのヤオイ本も、アニメ・オタク本もハーレクィーンもどき本も、ちゃんと売っています。ただし、大きな書店ではなく、「本屋」という大きさの店で。

[2240] Re:[2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/23(Sat) 17:50
訂正。

> これが乙型改2(太平洋3では乙型改)や甲型改1(太平洋3ではデータ化していない)である。

太平洋3で「乙型改」としてデータ化してるのは機関出力そのままで高速の「乙型改1」の方だった。
その理由は・・・
なんと乙型改1の工期が1年4ヶ月(伊40)なのに対し乙型改2の工期は1年9ヶ月(伊56)で逆に長くなっているのである。
ちなみに乙型の工期最短艦は伊38で1年7ヶ月だ。
「生産の容易な低出力機関に代えたのになんで?」と思うでしょ。
僕もわかんない。
でも「建造に手間がかかりなおかつ低性能の艦型を新開発する」としたら・・・
誰だってプレイして嫌になっちゃうよね。
だから乙型改2じゃなく乙型改1の方をデータ化したのだ。
なお乙型改1での戦時急造型としての改良点は構造材の変更による工期短縮だったようだ。

[2239] Re:[2238] [2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/23(Sat) 11:39
> 潜水艦への搭載砲ですが、史実において最大の大きさのものってどのくらいなんでしょうか?

英国のM型潜水艦が装備した30,5cm砲だとされてるね。
弾頭重量は385キロ、砲身長を40口径とする資料と35,4口径とする資料がある。
勿論、装備したのは単装砲1門だけだ。
次に大きいのは言わずと知れたシュルクーフ。
20,3cm50口径砲を「連装」ってのが凄いね。
ちなみに弾頭重量は134キロ、射程は28000mもあったらしい。
無駄に高性能な気もするけど。
次は英国のX1型かな。
この艦には13,2cm42口径砲が連装2基で4門装備されている。
まあここまでが三役と言った所だろう。
お次に控える幕内陣が独のU139型(15cm45口径砲)、米のナーワル型(15,2cm52口径砲)、日本の巡潜1型(14cm40口径砲)と丙型潜改でどれも単装砲2門だった。
そうそう、日本の巡潜3型だけは連装1基だったっけ。
忘れちゃいけないな。

こうして建造された砲兵装の強力な潜水艦、英国はとっとと過ちに気づいてさっさと開戦前に退役させちまったが日米に関しては後々までも「使い物になるんじゃないか?」という幻想が残り続けた。
なにせ昭和17年2月には伊17がカリフォルニア州、6月には6月には伊26がバンクーバー、伊19はオレゴン州を艦砲射撃してるでしょ。
まあ、風船爆弾と同じ程度の意味合いでしかないけどさ。
でも「米国民を恐怖のどん底におとしいれる」と言った点ではそれなりの効果があったかも知れない。
一過性のモノだけどね。
作戦的にも潜水艦による艦砲射撃は行われているよ。
ミッドウェー海戦では伊168がミッドウェーの飛行場に対して6発発射している。
まあ、たかだか6発だけどさ。
夜中に撃たれたんだし何から撃たれたか判らないんだからさぞ嫌なモノだろう。
おちおち眠ってられないもんね。
ちなみに伊168が装備した10cm50口径砲の弾頭重量は13キロ、巡潜1型や乙型潜が装備した14cm40口径砲の弾頭重量は38キロで3倍もの差があった。
つまり伊168の代わりに巡潜1型が砲撃すれば6倍(砲が2門だからね)の砲弾を撃ち込む事ができたって訳だ。
やっぱその為なのかなあ。
丙型改で主砲が2門になった理由は・・・

> 「3」では潜水艦は浮上しての砲撃は出来るのでしょうか?

できるよ。

>まあ相手が丸腰の商船とか漂流中の空母でもない限り、浮上砲撃にはあまりメリットがないようにも感じますけど。

大戦末期には12,7cm砲2門を装備したガトー改が続々と戦列に加わって来るから「状況次第」では潜水隊同士の洋上砲撃戦がありうるよ。
少なくともテストプレイで僕は確認した。
なぜ潜水艦が水上航行するかって言うと水上航行だとスピードが出せるからなのだ。
だから敵の哨戒圏外だったら水上航行していることの方が多い。
そしてその時、砲は「ちょっとばかり役立つ武器」になる。
まあ、魚雷がすぐ弾切れになるってのも理由のひとつだけどね。

[2238] Re:[2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/23(Sat) 02:38
潜水艦への搭載砲ですが、史実において最大の大きさのものってどのくらいなんでしょうか?

「2」でエディタでハワイ沖の潜水隊を戦艦に変更してプレイしてみたら、敵艦に何の攻撃も出来ないという事実に後になって気づきました(苦笑)
「3」では潜水艦は浮上しての砲撃は出来るのでしょうか?まあ相手が丸腰の商船とか漂流中の空母でもない限り、浮上砲撃にはあまりメリットがないようにも感じますけど。

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/archives/51910073.html


[2237] 甲乙丙の違いについて 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/22(Fri) 21:45
日本海軍では「何かを積むのが大型潜水艦の大事な役目」だ。
魚雷発射菅をたくさん装備するとか、航続距離を長くするとか、そんなことの為に大きくしたんじゃないのである。
もし充分な数の魚雷発射菅を装備し充分な航続力を持たせ「何も積まない」のなら1630tの海大7型をドシドシ建造すれば良い。
わざわざ2000t以上の甲型、乙型、丙型をいっぱい建造したのは航空機やら甲標的やら水陸両用戦車やら提督(まあ提督一人ならデカイ潜水艦を建造しなくともすんだろうけどね。いやそれよりも提督を潜水艦に乗せる必要があったのかがまず問われなければならないが)やらを積む為なのだ。

前述したけど提督と航空機を積むのが甲型、航空機のみを積むのが乙型、甲標的を積むのが丙型として大型潜水艦の建造は進められた。
どれもこれも12400馬力の大出力で23ノットを発揮し14cm砲を1門装備している。
だけどこの大出力ディーゼル機関が曲者でね・・・
高速力が発揮できるのは良いが生産にえらく手間がかかるのだ。
そこで出力を4700馬力に落として生産性の向上が図られた。
これが乙型改2(太平洋3では乙型改)や甲型改1(太平洋3ではデータ化していない)である。
さて・・・
さっき航空機を積むのが甲型や乙型で甲標的を積むのが丙型と書いたが果たして本当にそうなんだろうか?
乙型の船体後部に鎮座まします14cm砲を取っ払って甲標的を積んだら?
この様な改装をされたのが[2208]で書いた伊27なんだね。
つまり伊27は船体前部にカタパルトと航空機格納庫、船体後部に甲標的を積んだスーパーアイテム潜水艦なのである。

ではスーパーアイテム潜水艦の逆をいって船体の前後部の両方に14cm砲を積んだら?
実はこれもあるのだ。
乙型改2を改装して伊52、伊53、伊55の3隻が建造されたのだが・・・
なんと名前が乙型改3じゃなく「丙型改」なのである。
「えっ?」と思うでしょ。
でもしょうがないのだ。
航空機を搭載していない以上、乙型や甲型を名乗る訳にはいかない。
(どうも甲標的を積むのが丙型って訳ではないらしい。だって前と後ろに14cm砲つけたら甲標的積む場所がなくなっちゃうもんね。)
でもまあ、そんな事、どうだっていい。
だって大戦末期になるとカタパルトも航空機格納庫も14cm砲も片っ端から外して全部の大型潜水艦が「甲板中回天だらけ」になって出撃したんだもん。
こうなると甲型、乙型、丙型の違いなんてあったもんじゃない。(話はつづく)

[2236] 次回作(?)についてのまとめ記事 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/22(Fri) 02:46
私のblogに掲載しました
ご興味のある方、ご確認ください

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/archives/51910073.html


[2235] Re:[2234] [2229] [2223] [2222] [2221] 大本営 投稿者:いそしち 投稿日:2011/07/16(Sat) 23:09
> つまり竣工時に日本海軍の将兵は英国の海軍工廠などに居住して該当国の海軍から教育を受けたのである。

阿川弘之著「軍艦長門の生涯」の第一章で海軍工廠の技術者が欧米に派遣される話がありますが艦艇の乗員がまるごと海外派遣されるとは凄いですね。
日本が海外に発注した最後の主力艦は金剛ですがおそらく金剛以降は下士官兵の語学力は低下していったのでしょうね。
士官の語学力は井上成美大将のおかげで最後まで高かったと思いますが。

[2234] Re:[2229] [2223] [2222] [2221] 大本営 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/14(Thu) 20:45
> これに続く愚策が軍令承行令と戦陣訓ですね。

たしかに・・・
日露戦争時の卓越した国際感覚は何処にいってしまったんだろう。
日本海軍は主要艦艇を欧米から輸入したがなんと、回航時の乗員は全員日本海軍将兵(臨時購入の日進、春日は除く)だったのだ。
つまり竣工時に日本海軍の将兵は英国の海軍工廠などに居住して該当国の海軍から教育を受けたのである。
主要艦艇の乗員が殆ど海外勤務経験ありってのは凄い事だよ。
なんか国産の橋立や須磨、明石なんかの乗員が可哀想に思えてくるな。

[2233] まとめ記事 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/11(Mon) 11:59
私のblogで、多段式空母・マップ外任務・航空機開発・貿易、それぞれについてまとめ記事を掲載しました

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2232] Re:[2231] [2230] 質問およびレスをまとめたものを自分のblogに書きました 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/09(Sat) 12:37
> いいよ。
> ちょっとこっぱずかしいけど。

許可をいただいたので掲載しました。
読みやすいように多少手を加えましたが、ほぼそのまま転載させていただきました(もちろん引用元を明記の上で)。

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/archives/51906524.html

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2231] Re:[2230] 質問およびレスをまとめたものを自分のblogに書きました 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/09(Sat) 12:12
> 次は続・ボードシミュレーション談義「嗚呼、我が青春のWF」・・を書いちゃっていいですか、阿部さん?

いいよ。
ちょっとこっぱずかしいけど。

[2230] 質問およびレスをまとめたものを自分のblogに書きました 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/09(Sat) 03:02
GS掲示板での私の質問とそれに対する阿部さんのレスについて、過去ログとして公開した部分については、引用元を明記の上であればOKと、blog公開のご承認をいただけたので、まとめ記事を掲載いたしました。
内容は・・

・セメント生産について(どちらかと言うと生産拠点の増強についてかも?)
・対艦誘導弾について
・指揮パニックについて
・宣戦布告について
・潜水母艦・飛行艇母艦について
・ボードシミュレーション談義

とりあえず、現在はここまで。
次は続・ボードシミュレーション談義「嗚呼、我が青春のWF」・・を書いちゃっていいですか、阿部さん?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2229] Re:[2223] [2222] [2221] 大本営 投稿者:いそしち 投稿日:2011/07/08(Fri) 15:36
> 皇族を参謀総長や軍令部総長に据えたのは軍部大臣現役武官制に匹敵する愚策だったと僕は思うな。

これに続く愚策が軍令承行令と戦陣訓ですね。

[2228] Re:[2227] まとめレス 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/08(Fri) 10:47
了解しました
しばらく控えます

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2227] まとめレス 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/08(Fri) 09:56
>熱気球や飛行船に爆弾と爆撃手を搭載して片道攻撃させるようなアイデアもあったんでしょうか?

あったよ。
兵員2〜3名を搭乗させる計画だったらしい。
爆撃じゃなく米本土空挺作戦が目的だったようだ。
もちろん計画倒れに終わったけどね。

>この辺で軌道修正しましょうか?

と言うか連続投稿はちょっとご遠慮願いたい。
時間がないので質問を連発されるのも困る。

>既出だったらすみませんが「3」の外交はアメリカ・イギリス・中国・ソ連・オーストラリアと、友好国である満州・仏印・タイ・自由インド仮政府、それ以外にも可能な国はありますか?

蘭印、フィリピン共和国、インドネシア共和国、ビルマ共和国、マレー共和国。

>それと「宣戦布告」「和平交渉」「米国との講和交渉の仲介依頼」のほかにどのようなコマンドがあるのでしょうか?

経済交渉、併合、艦艇接収、経済支援/援助、進駐。

>日本のように皇族や王族を御輿にして失敗した例は日本固有のものでしたっけ?

さあ、そんなことはないんじゃない。
皇族や王族のいない米国やソ連は別だろうけどさ。

[2226] ちょっと話しを戻しますが 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/08(Fri) 04:24
風船爆弾では狙ったところに落とすのは至難の業ですよね?特攻をすでにやってたぐらいですから、熱気球や飛行船に爆弾と爆撃手を搭載して片道攻撃させるようなアイデアもあったんでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2225] 「3」から話題がかけ離れたので 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/08(Fri) 04:10
この辺で軌道修正しましょうか?

既出だったらすみませんが「3」の外交はアメリカ・イギリス・中国・ソ連・オーストラリアと、友好国である満州・仏印・タイ・自由インド仮政府、それ以外にも可能な国はありますか?それと「宣戦布告」「和平交渉」「米国との講和交渉の仲介依頼」のほかにどのようなコマンドがあるのでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2224] Re:[2223] [2222] [2221] 大本営 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/07(Thu) 15:35
> 皇族を参謀総長や軍令部総長に据えたのは軍部大臣現役武官制に匹敵する愚策だったと僕は思うな。

権威があってなおかつ部下の言いなりになる「御輿」を担いでたわけですね。馬鹿殿を祭り上げて藩政を思うままにする悪家老みたいですね。

やっぱりシビリアンコントロールは大事ですね。日本のように皇族や王族を御輿にして失敗した例は日本固有のものでしたっけ?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2223] Re:[2222] [2221] 大本営 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/07(Thu) 14:50
> すると平時に軍を統括してたのはどこの組織になるのでしょう?やっぱり内閣だったのでしょうか?

予算など軍政的には内閣、作戦や訓練など軍令的には参謀本部と軍令部だよ。
でもねえ「軍部にとって気に入らない内閣には陸軍大臣や海軍大臣を入閣させない」って荒業で組閣を阻止できたから軍政的に見ても内閣が「軍を統括してた」なんて言えるかどうか・・・
まあ「誰も軍を統括してない」もしくは「軍が内閣を統括していた」ってのが実情に近いじゃないかな。
すくなくとも1936年に軍部大臣現役武官制が法制化されてから以降は。
じゃあ「陸軍の中で一番えらいのは誰」って事になると・・・
やっぱ参謀総長って事になる。
でもねえ・・・
1931年から1940年までの一番重要な時期に参謀総長だったのは皇族でお飾りだったから実質的には「参謀本部の総意」と言う得体の知れないモノが陸軍を動かしていたのだ。
ちなみに海軍の場合も1932年から1941年まで皇族を軍令部総長にしていた。
困ったもんだね。
若手参謀が群がってミコシを担ぐもんだから中将、大将クラスで理性のある人間が理を説いても皇族の御威光の前には敵わないんだもん。
皇族を参謀総長や軍令部総長に据えたのは軍部大臣現役武官制に匹敵する愚策だったと僕は思うな。

[2222] Re:[2221] 大本営 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/07(Thu) 13:50
すると平時に軍を統括してたのはどこの組織になるのでしょう?やっぱり内閣だったのでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2221] 大本営 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/07(Thu) 13:32
>ええ〜っ?大本営って臨時組織だったんですか?

うん。
当初は重要な戦時のみとして日清、日露の2回、設置されたが日華事変は「戦争」じゃなく「事変」だった為、戦時じゃなくても設置できる事に法律が変わった。
日華事変は太平洋戦争に拡大したので大本営は終戦まで設置され続けた。

[2220] Re:[2219] [2218] [2217] [2216] [2215] [2214] [2213] [2212] [2211] まとめレス 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/07(Thu) 10:31
> でも指示を出すより大臣の方がプランをもってきてそれに許可を与えるか否かを選択する事が多くなるだろう。

大臣が提出してきたプランを却下し続けたり予算を減らし続けると辞任したり、軍の力が強くなりすぎるとクーデター起こされたり、諸外国との外交で弱腰だと民度が低下したり・・そんなイメージですかね。
「ライト兄弟が初飛行に成功」イベント後、空軍の創設が可能になったりとか?それなりのものにするには莫大な予算をつぎ込まねばならないでしょうけど。軍事予算はGDPの1%以下を目指したほうが経済的に大発展を遂げそうですが、経済力が強くても軍事力が貧弱だと、列強が軍事力を盾に圧力加えてくるでしょうし。

> 戦前の内務省みたいな巨大省庁を作ったり大本営を恒久化して国防省(防衛省と言ったっていいけどさ)にしたりしてさ。

ええ〜っ?大本営って臨時組織だったんですか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2219] Re:[2218] [2217] [2216] [2215] [2214] [2213] [2212] [2211] まとめレス 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/07(Thu) 09:12
> いやあ、総ターン数を考えると、そんなものかな〜と

1200ターンもかかったら大変だよ(笑)
でもまあ、詳細についてはヒミツだ。
ちなみにターンの概念が従来とだいぶ違うよ。

> プレイヤーは日本の元首兼各省庁の大臣という立ち位置ですか?それとも各省庁には適材適所で大臣を任命してプレイヤーはそれぞれの大臣に指示を出す、てな感じですかね?

特に「何の立場を再現する」といったゲームではない。
それにしちゃ100年は長すぎるからね。
けどまあ、大臣なんかを任命したりするんだから元首といえなくもないかもしれないな。
でも指示を出すより大臣の方がプランをもってきてそれに許可を与えるか否かを選択する事が多くなるだろう。

> 私としては坂本竜馬を外務大臣に据えたいです。諸外国と粘り強いネゴシエートをしてくれると思うので。

通産大臣(農商務大臣もしくは経産大臣と言っても良いが)じゃなくて?
まあ、坂本竜馬はひとりっきりっきゃいないからなあ。
何をさせるかは重大問題だ。
省庁の名前を変更したり統合させたりするのも面白いだろうね。
戦前の内務省みたいな巨大省庁を作ったり大本営を恒久化して国防省(防衛省と言ったっていいけどさ)にしたりしてさ。

[2218] Re:[2217] [2216] [2215] [2214] [2213] [2212] [2211] まとめレス 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/07(Thu) 01:41
> なんで?

いやあ、総ターン数を考えると、そんなものかな〜と

> 史実と同じにしかならなくて「歴史を司る神がゲーム展開を修正しようとしてる!」とか「強制力の発動だ!」なんてゲームにするつもりはないもん。

自由度がかなり高そうですね
孤独な宰相の気分を味わえそうです

プレイヤーは日本の元首兼各省庁の大臣という立ち位置ですか?それとも各省庁には適材適所で大臣を任命してプレイヤーはそれぞれの大臣に指示を出す、てな感じですかね?

私としては坂本竜馬を外務大臣に据えたいです。諸外国と粘り強いネゴシエートをしてくれると思うので。

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2217] Re:[2216] [2215] [2214] [2213] [2212] [2211] まとめレス 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/06(Wed) 12:44
> ちなみに、1ターンは1ヶ月ですよね

なんで?

> あ・・でも、テストプレイに膨大な時間がかかりそうですね

そうでもないよ。
正解が用意してある訳じゃないし展開は十人十色だから。
史実と同じにしかならなくて「歴史を司る神がゲーム展開を修正しようとしてる!」とか「強制力の発動だ!」なんてゲームにするつもりはないもん。

[2216] Re:[2215] [2214] [2213] [2212] [2211] まとめレス 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/06(Wed) 11:57
> いやあ、世界中から戦争がなくなり素晴らしい将来がやってくる未来図を想像してプレイしてもらいたいもんだなあ。

ちなみに、1ターンは1ヶ月ですよね
そうだとしても1,200ターンですか
目先の問題に対処しつつ、長期的に日本をどのような国家に育んでいくか

プレイヤーごとに十人十色千差万別な国造りが展開されそう
あ・・でも、テストプレイに膨大な時間がかかりそうですね

ま〜気長に待ちます(笑)
まずは「3」が年末までには出ることを期待します

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[2215] Re:[2214] [2213] [2212] [2211] まとめレス 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/06(Wed) 11:12
> それは構想段階(つまり阿部さんの頭の中にあるだけ)ですか?

あぁ、10年も前からこの掲示板で予告し続けているんだけどなあ・・・
最初に発表(発表はこの辺だったけど僕の頭の中ではもっとずっと昔からあった企画だ。外部に発表できる段階まで煮詰まったのが2000年末頃だと思う)したのは2001年6月11日の発言[250]だったっけ。
この時点では戊辰戦争から日露戦争の終了までって話だった。
でもね、戊辰戦争は既に先行作品があるし「革命」と「建国」を同一システムでやるのは難しいでしょ。
だから戊辰戦争の部分を切り捨てエンドを太平洋戦争終了までにするべく企画が変更され2003年2月11日に発言[2475]で発表している。
その後、2010年2月8日にも発言[1083]でも触れていたし取材とかあるたびに「建国ものやりたいんです!」と言い続けていたんだけどな・・・
これまでの間、どれだけ日本建国物のファイルを書き直した事か・・・

> それとも企画としてスタートしてるんでしょうか?

企画としてはスタートどころか・・・
プログラムの作成としてはそれどころじゃない。
現在、太平洋3のデバッグとバランス調整でおおわらわだよ。

> もちろん発売されることになれば、購入者第一号として手を挙げますよ、もちろん(笑)

是非、宜しく頼むよ。
建国物は「満州」、「ソ連」、「イスラエル」と色々、アイデアはあるんだけどどれも「事情」が厳しくてとても開発や発売にはもっていけそうもない。
「日本建国記」だっていつになる事やら・・・

> しかし明治元年となると、旧幕府軍は劣勢なれど未だ健在
> となると、プレイヤーはいきなり旧幕府軍に対して討伐するか、和平を結ぶか、決断を迫られるところからスタートですね。

ははは、もっとヤッカイな薩長土肥の不平士族、諸列強、周辺諸国など火種はてんこもりだ。

>明治元年から100年となると・・下手すると日本軍が越で泥沼に陥った状態でプレイ終了・・とか?(笑)

なんで100年後に「日本軍」がいるの?
「自衛隊」になってるかも知れないでしょ。
越ってベトナムの事だよね。
だったらベトナム戦争の事?
いやあ、世界中から戦争がなくなり素晴らしい将来がやってくる未来図を想像してプレイしてもらいたいもんだなあ。
デザイナーとしては。

[2214] Re:[2213] [2212] [2211] まとめレス 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/06(Wed) 02:09
> それら一切をプレイ要素とする新タイプの長期戦略SLGなのだ。

それは構想段階(つまり阿部さんの頭の中にあるだけ)ですか?
それとも企画としてスタートしてるんでしょうか?

大いに気になります
もちろん発売されることになれば、購入者第一号として手を挙げますよ、もちろん(笑)

しかし明治元年となると、旧幕府軍は劣勢なれど未だ健在
となると、プレイヤーはいきなり旧幕府軍に対して討伐するか、和平を結ぶか、決断を迫られるところからスタートですね。明治元年から100年となると・・下手すると日本軍が越で泥沼に陥った状態でプレイ終了・・とか?(笑)

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2213] Re:[2212] [2211] まとめレス 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/05(Tue) 14:55
> 前々から疑問に思ってたのですが、「2」では、空挺部隊1戦力で占領した孤島に連合軍のそれなりの規模の艦隊(例えば護衛空母1、駆逐艦12、輸送船6、タンカー1)が入港していた場合、全部自沈しますが、占領部隊の規模によっては緊急出航できそうな気もします。「3」ではどうなるのでしょう?

僕は緊急出港なんてできないと思うけど。

> 「北海道●和国」みたいなゲームですか?

それってアドテクノスのゲーム?
だったら全然、似ても似つかないゲームになるよ(笑)
だってスタートが明治元年でエンドは明治100年だもん。
その間、日本をどの様な国家に成長させて行くかをシミュレートするゲームなのだ。
当然、人物も数多く登場する。
惜しくも幕末に早世した人物(小栗上野介や坂本竜馬など)も状況設定次第でゲームに登場させるかも知れない。
経済から学校教育、軍備の充実、外交、貿易。
それら一切をプレイ要素とする新タイプの長期戦略SLGなのだ。

[2212] Re:[2211] まとめレス 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/05(Tue) 10:52
> 例えば・・・

う〜ん、実質的な”植民地”状態ですね。戦わずに白旗をあげれば、売ってくれると。そうそう甘くはないですね。

> まあ、いずれにせよ太平洋戦記3では他国からの艦艇売却はルール化(タイや仏印からの接収はあるが)しないけどね。

前々から疑問に思ってたのですが、「2」では、空挺部隊1戦力で占領した孤島に連合軍のそれなりの規模の艦隊(例えば護衛空母1、駆逐艦12、輸送船6、タンカー1)が入港していた場合、全部自沈しますが、占領部隊の規模によっては緊急出航できそうな気もします。「3」ではどうなるのでしょう?

>「明治建国記」(仮題)になるだろうな。

「北海道●和国」みたいなゲームですか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2211] まとめレス 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/05(Tue) 08:29
>「そう簡単には売ってくれない」ということは、それなりの条件を満たせば、売ってくれる可能性があるとも読めますね。裏読みしすぎですか?

不平等条約を再び締結して「日本が海軍兵力を保持していても米国にとってなんら不利益とならない状況」を維持できるのであればいくらでも売ってくれると思うよ。
例えば・・・
日本海軍軍令部は米国海軍作戦本部の指揮下におかれるとか。
日本における弾薬の生産は一切、認めないとか。
日本の航空機生産は禁止するとか。
日本が他国と外交交渉をする時は必ず米国の許可を必要とするとか。
まあ、いずれにせよ太平洋戦記3では他国からの艦艇売却はルール化(タイや仏印からの接収はあるが)しないけどね。
米国からの艦艇購入をルール化したゲームのデザインは「明治建国記」(仮題)になるだろうな。
別に英国製戦艦を6隻揃えなくても良いんだし艦艇の国産化に邁進しなくても構わないんだから。
ただしあとで部品供給費や整備費の値を釣り上げられて泣くかもしれないけどね。

>冗談はさておき、もっと大型の潜水空母や潜水可能戦艦の構想もあったのでしょうか?

たぶん、ないでしょ(笑)

[2210] Re:[2206] [2205] [2204] [2203] [2199] [2198] [2197] [2196] 風船爆弾 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/05(Tue) 02:15
> 「軍艦売ってくれ!」と日本が言ってもそう簡単には売ってくれんだろうな。

「そう簡単には売ってくれない」ということは、それなりの条件を満たせば、売ってくれる可能性があるとも読めますね。裏読みしすぎですか?

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2209] Re:[2208] さてそれでは潜水艦に話を戻そう 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/05(Tue) 02:10
潜水輸送艦、潜水タンカー、潜水揚陸艦ですか
で、潜水空母まで造っちまって

で〜西暦2052年には「ブル●ノア」も完成予定(笑)

冗談はさておき、もっと大型の潜水空母や潜水可能戦艦の構想もあったのでしょうか?

[2208] さてそれでは潜水艦に話を戻そう 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/04(Mon) 18:45
潜水艦には通商破壊艦タイプと水雷艇タイプがあり日本海軍潜水艦は水雷艇タイプが主であった。
そして話は日本海軍潜水艦が持つもうひとつの特徴「プラットフォーム」に進む。
プラットフォームであるからには何かを乗せなくちゃならない。
1.航空機
2.小型潜航艇
3.戦車
とまあ、こんな所だ。
あと艦内に陸戦隊やら食料なんかを搭載するってのもあるな。
これに相当するのは日本海軍の潜丁型(原案)で陸戦隊110名と物資10トン、小型上陸用舟艇2隻を搭載する予定だった。
最終的には物資輸送用に変更されたけどね。
米国のナーワル型も大きな船体を生かし100名程度の海兵隊を搭載して奇襲上陸作戦に投入されている。
兵隊積む訳じゃないけど物資を積むならイタリアにもR型輸送潜水艦がある。
でっかい燃料槽をつけるなら潜水タンカーだ。
これに相当するのは日本の潜補で当初は飛行艇に対する補給が主任務(秋津州と同じだ)だったが最終的にはタンカーとなった。
ドイツにも似たような潜水タンカーがある。
乳牛(U14型)だ。
さて1の航空機だが・・・
古くは英のM型潜水艦(大戦時には既に除籍)での実験に始まり仏のシュルクーフへと続くが日本では巡潜2型を皮切りに巡潜3型、甲型潜シリーズ、乙型潜シリーズ、特型潜など実に多くの航空機搭載潜水艦が建造された。
次には2の小型潜航艇。
これだと日本の丙型潜が有名だがなんと乙型でも伊27は主砲を撤去して甲標的を搭載しシドニー攻撃に参加してるんだね。
回天も小型潜水艦と考えるなら大戦末期には主砲を撤去するわ、カタパルトと航空機格納筒を撤去するわで回天を6隻も搭載している。
小型潜航艇の搭載ではイタリアも頑張っておりペルラ型やフルット型などに搭載した。
英海軍は搭載こそしなかったけどS型潜水艦で曳航したりして小型潜航艇を運用している。
3の戦車だが・・・
これは日本の独壇場につきるね。
なにしろ潜水艦で搭載可能な耐圧構造の水陸両用戦車を開発しようなんて物好きは世界中探したって日本海軍くらいしか見当たりそうにない。
実際に搭載している写真としては乙型潜に搭載された2両の特4式内火艇などが有名だ。
うん、そうなのだ。
主砲を下ろした後甲板に2両しか積めないのだ。
でもね・・・
逆を返せば乙型の主砲を撤去しちまえば甲標的でも水陸両用戦車でも積めるってハナシなのである。
             (話は続くよ)

[2207] Re:[2206] [2205] [2204] [2203] [2199] [2198] [2197] [2196] 風船爆弾 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/03(Sun) 23:37
> それはそれで面白いし作りたいんだが!

面白そうですし、プレイしたいので、いつか作ってください
気長に待ちますから

http://blog.livedoor.jp/konpeki7/


[2206] Re:[2205] [2204] [2203] [2199] [2198] [2197] [2196] 風船爆弾 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/03(Sun) 20:56
> 可能であれば米国に戦艦の建造を依頼できれば安上がりですね

それどころか米国国務省は時局打開策の一案として「連合艦隊の買取」を計画(「ルーズベルト秘録(下)」282頁)しているよ。
つまり「日本は満州が欲しい。」
だが米中は満州の武力占領は認められない。
よって日本は満州を中国から購入する事にする。
でも日本には金がない。
よって米国が連合艦隊の艦艇を購入して日本に資金を調達させる。
(主要艦艇を失った日本は牙のない虎だ。以降はどうにも処理できる。)
この計画は発案者の名前からホワイト案と呼ばれているが国防省の「日本が艦艇を売却する訳が無い」とする意見(そりゃそうだ!)によって修正され最終的には撤兵を求めるハルノートとなった。
そんな訳だから・・・
「軍艦売ってくれ!」と日本が言ってもそう簡単には売ってくれんだろうな。
そういや日本が購入した米国艦としては千歳型防護巡洋艦やホランド型潜水艦、水上機母艦神威が有名だけど鹵獲した戦艦肥前(レトウィザン)や防護巡洋艦宗谷(ワリヤーグ)も米国製なんだった。
結構、日本海軍籍の米国製艦もあるもんだね。

> 原油が高騰したら原油でアルミやセメントを買っておき、原油相場が落ち着いたら買い戻すなんて手も状況次第では使えそうですね。

いや、なんでも好きに売り買いできる訳じゃない。
日本が売れるのはセメントとアルミ、買えるのは鉄鉱石と鉄、原油、ボーキサイトとなっている。
でないと「安い時に買って高い時に売り国富の増大を目指す経済ゲーム」(それはそれで面白いし作りたいんだが!)になっちゃうからね。

> >イベントには事欠かないよ。
> 公開しても差し支えない範囲で教えてください。

よっしゃ!
まず「ソ連のフィンランド侵攻」で鉄鉱石が高騰だ。
更に40年2月の「独ソ通商協定調印」で原油価格が安くなる。
なにしろバクーのソ連原油が一挙にドイツへ流れ込むからね。
世界的な原油安値になるのだ。
40年4月にはミラノ美術博、5月にはニューヨーク世界博が開催されセメント価格は高騰しまくるだろう。
まあ、そんなこんなで他にも「北欧外相会議」、「ウェーゼル演習作戦」、「対仏侵攻発動」、「ヒトラーの対英宥和声明」など資源の相場変動に関わるイベントはてんこ盛りだ。
まあ、今日はこの辺で。

[2205] Re:[2204] [2203] [2199] [2198] [2197] [2196] 風船爆弾 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/03(Sun) 17:46
> コストパフォーマンス的には1/2くらいになるのかな。


可能であれば米国に戦艦の建造を依頼できれば安上がりですね

>原油価格が高騰し千トンの原油を入手するのに必要なアルミやセメントがずっと多くなってしまうのだ。

原油が高騰したら原油でアルミやセメントを買っておき、原油相場が落ち着いたら買い戻すなんて手も状況次第では使えそうですね。

>イベントには事欠かないよ。

公開しても差し支えない範囲で教えてください。

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[2204] Re:[2203] [2199] [2198] [2197] [2196] 風船爆弾 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/03(Sun) 14:41
> そういえば戦前の1円は対ドルでどのくらいの価値があったのでしょう?

昭和国勢総覧による為替レート(1941年)だと1ドル4.3円、1マルク1.7円、1ポンド17.2円だよ。
サウスダコタ型の建造費が7700万ドルだそうだが3億3
千万円になるね。
大和型(13億7800万円)の1/4で格安だけど大きさが約2倍近くあるのでコストパフォーマンス的には1/2くらいになるのかな。

>また「3」での中立国との貿易は固定相場なのでしょうか?

物対物のバーター取引なのでお金は絡まないよ。
ただし国際情勢の変化によって取引条件が変動する。
シュペーが暴れまわると原油価格が高騰し千トンの原油を入手するのに必要なアルミやセメントがずっと多くなってしまうのだ。
まあ、アメリカの大統領選やら国際博覧会の開催やらイベントには事欠かないよ。

[2203] Re:[2199] [2198] [2197] [2196] 風船爆弾 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/03(Sun) 09:42
> 「中島飛行機は戦争に勝っても負けてもつぶれる。勝てば飛行機はこんなにたくさん要らない。そうなったら低馬力の自動車工場にするより仕方がないだろう。それでもアメリカのフォードがダンピングしたらかなわない。」だそうな。

現実としては、自動車産業では世界制覇しそうな勢いでしたからね。もっとも、あれは1ドル360円だったからであり、今のように80円だったらとても無理だったでしょうね。
そういえば戦前の1円は対ドルでどのくらいの価値があったのでしょう?また「3」での中立国との貿易は固定相場なのでしょうか?

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[2202] Re:[2201] [2200] あの、、、 投稿者:紺碧七 投稿日:2011/07/03(Sun) 09:35
>20年位前にデザインした現代戦ゲーム

ソ連の機械化軍団が北海道に上陸するゲームでしたね。対艦ミサイルをこれでもか!と言わんばかりにぶっ放すのが快感でした。あまり大盤振る舞いし続けると、ミサイルの在庫が底を尽きかけましたが。ま、その前にアメリカの補給艦が日本本土に辿り着ければ、御の字。
あのゲームで、日米同盟の大切さがわかったようなわからんような(笑)。でも、日米韓台比が軍事同盟締結していると言う設定でしたっけ?

>攻撃機としても使用可能?

某マンガ(航空自衛隊女子曲芸飛行チームの)でT4で音速の衝撃波で地上施設に被害を与えるシーンがありましたけど、あれって現実としては可能なんでしょうか?

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[2201] Re:[2200] あの、、、 投稿者:阿部隆史 投稿日:2011/07/03(Sun) 08:38
> あの、これ無理です
> 当初は主翼パイロンに機銃ポッド(口径不明)を搭載したりして
> いわゆるCOIN機的な運用をする構想があったそうですが
> 運用試験の段階で強度的に不可能なことが分かって
> 結局没になったそうです

なんだ、ボツになっちゃったの。
まあ、攻撃機としての機能は有事に於ける応急的な運用だけしか考慮されてなかったんだから仕方ないけどね。
それにしても増槽ぶら下げる立派なパイロンついてんだから爆弾か70ミリロケット弾ポッド(ヒドラってやつね)くらい積めないものかね・・・
集塵ポッドなんかは搭載可能らしいしさ。
そう言えば20年位前にデザインした現代戦ゲームにT4を登場させたけどその時は爆弾1発搭載可能としてデータ化していたなあ。

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